一点透視図法で描かれる部屋のパースについて。奥行の表現方法

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部屋の内部を描く際にも、透視図法が有効的に活用していく事が出来ます。

特に、奥行を表現していく際に一点透視図法との相性が良いので、建築パースを使う際にしばしば用いられる事があります。

一点透視図法に関してはコチラの記事でも触れておりますので、参考にしてみてください。

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室内を正確に描く為にも、一点透視図法を理解した上で、それぞれの線を引いていきましょう。

 

一点透視図法は奥行を表現する際に役立つ

 

一点透視図法の主な用途と言えば、奥行や室内の空間を表現する際に使われることが多いです。

例えばレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な絵画、「最後の晩餐」でも一点透視図法は使われており、それによって室内を描かれています。

 

また、それ以外にも二点透視図法、三点透視図法などといったものもありますが、そちらは主に風景などを描く際に用いられるものなので、用途によって使い分けをしていくようにしましょう。

 

室内のパース

 

一点透視図法を用いて描かれる室内のパースについて、例として以下のイメージになってきます。

まずはアイレベルとなる線を引き、消失点に向かって収束していく線を引いていくと描く事が出来ます。

アイレベルとは?

自室をイメージしてもらうと、より部屋の中のイメージがしやすい事になってくる事でしょう。

上では省きましたが、実際にそれぞれパースの線を引くとこのようになります。

特に、床のフローリングの溝を描く際はパースの線がかなり多くなりますので、目地まで描く際は注意する必要があります。

四方に囲まれた室内で、いずれかの壁に背を合わせた状態で室内を見ると、実際には目には見えませんが、消失点にパースラインが収束していく様子をイメージする事が出来るでしょう。

 

この際に、おおよその目安としてアイレベル(目線の高さ)を150cm程度に設定する事で、人間のスケール感に見合った室内を描く事が出来るようになります。

この絵では、床面からアイレベルの高さまでを150cmとしています。

建築基準法では、床から天井までの高さを「210cm以上」にする事が定められていますので、アイレベルの高さを150cmだと想定し、その比率を踏まえた上で天井までの高さを描き出します。

(この絵だと、天井高がおよそ220cmといったところでしょうか?)

 

また、窓やドア、照明などを配置していく事で、室内空間をよりリアルに表現していく事が出来るようになります。

この際にも、それぞれにパースが付いているという事を忘れずに線を引いていきましょう。

今回はザックリと一点透視図法で描かれる室内のイメージパースを描いていきましたが、細部にこだわっていく事で、より写実的に室内の描写をしていく事が出来るようになるでしょう。

 

まとめ

 

透視図法の中でも一点透視図法は基本的なものとなりますが、これを押さえておく事で二点透視図法、あるいは三点透視図法といったものを扱えるようになりますし、今後それらを用いて応用していく事が出来るようになるでしょう。

様々な絵を自由に描けるようになるためにも、まずは押さえておきたいところです。

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