こんにちはHioです。
僕自身、引きこもりのような生活を送っておりましたが、金欠時や一時的にお金が必要になる等の理由により、定期的にアルバイトを行なっております。
しばらくブランクがあると外で働く事自体が久しぶりなので、慣れないながらに仕事を覚え、従事していく事を心がけています。
一般的には会社員として勤めている場合とは違う生き方ではありますが、生きる上で収入を得る方法は必要ですので、生活に必要なお金は稼いでいかなければなりません。
今回の記事では、僕自身過去に引きこもりやニート期間があった時期を踏まえて、これからアルバイトを始めてみようと思っているニート・引きこもりの方々にとって参考になればと思います。
正直いってブランクが長引くほど苦労する事もありますが、それを補う内容もまとめているので、参考にしていただけると幸いです。

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ニート・引きこもりがバイトをする上で辛い事8選
仕事のミスをしやすい
長らく社会生活から離れていると、仕事の仕方や人とのコミュニケーションが上手く取れず、苦労する事となってしまいます。
教えてしもらった仕事を上手くこなせなかったり、何度も同じ質問を重ねてしまったりと、一般の社会人からしてみたらあり得ないようなミスを連発してしまう事もあります。
本人にとっては一生懸命やっているつもりでも、実際に仕事ができないのであれば会社にとって損失にしかなりません。
たとえアルバイトであるとは言え、働く以上は給料に見合った仕事をする必要があるのですね。

ブランクがあると、希望する職種が決まりにくい
ニート、引きこもりを経験した人にとって、まず初めに始めやすい仕事というのは
・一人で出来る仕事
・パソコンを使った仕事
などが挙げられる事でしょう。
こういった仕事内容というのは、未経験者でも始めやすい仕事ですので、まず初めに始めやすい仕事として頭に浮かぶのではないでしょうか?
ですが、これらの仕事というのは人気が高い仕事ですので、当然ながら倍率も高いです。
また、条件が最低週4〜5日であったり、経験者が優先される事も多いので、未経験者歓迎とはいえ、社会経験の無い人は受かりにくい現状でもあります。
一方で、決まりやすい仕事というのは
・時給が安い仕事
・肉体労働
などが挙げられます。
自分の希望に合った仕事というのは必ずしも見つかるとは限りませんし、特にブランクがある方の場合は自分に向いていない仕事でもやらざるを得なくなる事もあるでしょう。

職種によっては、疲労により連勤が難しい
未経験者でも比較的就労しやすい職種というのは、倉庫作業やピッキングといった肉体労働系の職種です。
条件的にも比較的緩く、単発で仕事をする事も出来るので、自分のペースで仕事をする事ができます。
ですが、こういった身体を使う仕事というのは体力の消耗が激しく、筋肉痛にもなりやすい仕事でもあります。
特に引きこもり生活が長く続いた人にとっては、一日働いただけでも体力の消耗が激しく、連勤が難しく感じられてしまうかもしれません。
体力は個人差がありますが、頑張っても週3日までしか働けないなど、体力が無い人にとっては継続して働く事が難しいと言えます。

仕事のミスをすると、怒鳴られる事も多々ある
同じ職場で働く人の気質によっては、ミスがある度に怒鳴りつけられる事も多々あります。
もちろん、仕事をする上でミスが無い事は前提としてあるので、耐性が無い元引きこもりにとってはショックを受ける事もあるかもしれません。
仕事の覚えが悪いと何度も何度も怒鳴られてしまう事もありますが、仕事をするという事はミスなく行う事でもあるので、自省しグッと堪える必要もあるのです。
とはいえ、精神的にネチネチと口撃する人に比べたら個人的には楽だったりするので、後々根に持たれるよりかは分かりやすいのかもしれません。
また、本当に見込みがない場合は怒鳴られるどころか仕事を教えてもらえなくなってしまい、後々困ってしまうのは自分です。
その点で言ってしまえば怒鳴られているうちはありがたい事でもあると言えますね。

体力の衰えを感じる
自室で誰にも会わず引きこもる生活が続いていると、次第に体力も無くなり、筋力量も衰えてきてしまいます。
10代〜20代であれば、体力的にさほど衰えは感じられないかもしれませんが、年を重ねていく上で年々体力が衰えている実感を持つ事となります。
引きこもり生活が長引けば長引くほどより衰えを感じられるようになってくるので、なるべく早い段階から働く方が望ましいと言えるかもしれません。

長期的な仕事は難しい
引きこもり・ニートだった人は、精神面や肉体面において一般的な社会人と比べてみても水準より下回ってしまうものです。
その為、ほんの少しのつまづきでもダメージが大きく、短期的なアルバイトを繰り返すような日々となってしまいがちです。
安定した収入を得たり、働きやすい仕事というのは、長期的に働ける体力が必要になってきます。
また、人間関係の克服や、毎日の通勤ができる状態にならないと仕事は難しいといえるでしょう。

満員電車での通勤が辛い
通勤ラッシュ時の電車内というのは、一度でも経験をすれば嫌だと思うのも無理はありません。
ですが、都内で仕事をしているサラリーマンはこれを毎日行う生活を送るのが普通です。
人混みに揉まれながらの通勤は辛く、車内に無理やり押し込まれながら体が圧迫されるのは誰しも苦痛を感じることでもあります。
自室では自分の身の回りに心地よい空間がありましたが、満員電車は苦痛しか感じられません。
ただ、これはニートや引きこもりに限らず、人間誰しも思う事でもありますね。

体調管理が難しい
働き始めは体力的にも余裕があるものの、それが数ヶ月、半年と続いていくと、肉体的にも精神的にもしんどく感じてくるようになります。
特にブランク期間が長くなってしまい、社会復帰に時間がかかってしまった人にとっては、日々の体調管理を整える事はかなり大変な事でもあると思います。
社会人としての資質というのは体調面も込みで判断されるので、当然ながら仕事が見つかりにくくなってしまいますし、単発の仕事を繰り返し行うといった状態にもなってしまいます。
仕事をする以前に健康的な身体でないといけませんので、ストレスの発散方法やリラックス方法を身につけておく必要があります。

ニート・引きこもりがバイトをするメリット7選
収入を得る事が出来る
ニートや引きこもりがバイトをする事のメリットしてまず初めに挙げられる事は、収入を得る事が出来るという事ですね。
これまで、家族からの支援で生活をする事で最低限の生活が出来ていましたが、自ら働く事で自立した生活を送る事が出来るようにもなります。
収入を得られる事で、周囲から冷たい視線を感じる必要もなく、自活する事ができる事となります。
また、貯金ができれば精神的にもゆとりが出てきますし、将来の道筋が見えてくる事にもなります。
今まで諦めていた事ができるようになるかもしれませんし、アルバイトから正社員に昇格出来れば安定的な収入を得る事にもなるでしょう。

人との交流が出来る
自室で引きこもる生活が続くと話し相手がほとんどおらず、家族や画面越しに会話をするくらいしか出来ません。
極端に会話をしない生活が続くと、自分の事しか考えられなくなり、人に対する思いやりも無くなってしまいます。
その点、外に働きに出る事で職場の人との交流がありますし、他にもお客さんや取引先の相手との付き合いもある事でしょう。
働き初めの頃は仕事を覚える事が大変だったり、上司から怒られる事も多々あると思います。
ですが1年も過ぎれば仕事にも慣れ、気持ちにもゆとりが出てくる事となります。
それにより、これまでは自分だけの世界だったものが一変し、世界が広がります。
大変な事も多々ありますが、その分人としての成長を感じられる事にもつながる事でしょう。

働く人が厳しくも人の優しさを感じる事が出来る
これは人にもよるのかもしれませんが、過去に対人関係でつまずいてしまった場合、自分を守る為に人との交流を避けてしまう事もあります。
僕自身、過去にそのような経験から、一時は人との交流を避けるようにした時期がありました。
とはいえ、仕事をする以上は給料分の働きをしなくてはならないので、必要な業務に従事する必要があります。
そこで仕事をする上で業務上で上司や同僚と協力するために、円滑なコミュニケーションを取る必要があります。
初めのうちは仕事を覚えなければならないので、ミスが重なってしまい、怒鳴られる事も多々あるかもしれません。
しかし、それは仕事をする上で必要な叱咤でもあるので、まずは受け入れていかなればなりません。
キツイ事も言われたりもするかもしれませんが、それが後々自身の血肉となってくるので、厳しいながらも優しさを感じられる事にもなってきます。

バイト終わりの開放感が大きい
給料を得る以上はそれに見合った働きをしなければならないので、勤務中は仕事に取り組まなければなりません。
就労時間が過ぎ、仕事から解放されて一息つける状態になると、その分大きな開放感を得られる事となります。
家に引きこもっている日々が続くと、そういったメリハリのない日々が淡々と続いておりますが、仕事が終わった後の開放感というのはより大きなものとなるでしょう。

働く事がそこまで悪く無いと感じる事が出来る
これまで社会に出ることを避けて生きてきましたが、実際に働いてみると思っていたよりも意外と悪くないと思う場面も少なからずあります。
仕事が終わった際の達成感であったり、同僚と協力して仕事を遂行する事での連帯感が生まれたりと、働く事でしか得られない体験を得る事が出来るようになります。
そこで人の厳しさを知りつつも優しさや思いやりを得られる事にもなりますので、それが働く事のメリットでもあると言える事でしょう。
自分の世界から一歩外に出る事は勇気が必要ですが、自分が思っていたよりも悪くは無いので、まずは踏み出すことから始めてみる必要があります。

規則正しい生活になる
フルタイムで勤務する場合、朝の9時から夕方の18時まで働く事となります。
これまで昼夜逆転の生活を送っていた分、人間らしい生活を送る事ができるようになるとも言えるでしょう。
また、朝日を浴びる事で体調も良くなりますし、夜に睡眠をしっかりととる事で生活サイクルが正常に整う事が出来るようになります。

好きなものが買えるようになる
収入が得られるようになり、生活にゆとりが持てるようになってくると、自分が欲しいものや趣味にお金を使う事が出来るようになります。
これまでは最低限生きる上でのものしか手に入れる事が出来ませんでしたが、金銭的なゆとりが持てるようになってくると、自分のやりたい事も出来るようになってきます。
お金にゆとりが出てくれば今よりも良いアパートに引っ越す事も出来ますし、得たお金を元に新たな事業を始めてみるのも良いかもしれませんね。

まとめ
今回も長くなってしまいましたが、基本的には家に引きこもる事が好きなので、極力在宅で出来る仕事が望ましいと思っています。
ですが、何かしらの収入を得るという事は、人との対話や仕事の流れを掴む必要があります。
在宅でも仕事をする事は可能ですが、人の心理や世の中の需要を知る事は収入を得る上で必須な事でもあるので、そういった意味でも外で働く事は大いに役に立つ事となるでしょう。

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