「引きこもり」という言葉は良くも悪くも使われていると思います。
休日は家に引きこもってゲームをする事が好きな人にとっては、「自分は引きこもりなタイプ」だと思っている人もいるでしょうし、実際には会社勤めをしていてもあえてこのようにいう人も居ます。
一方で、社会生活から一線を引いて自室に引きこもる日々を送っている人にとっては、かなり真に迫った意味合いである事も言えますね。
僕自身、仕事をせずに家に引きこもっていた時期もあれば、家の中に居る事で充実している事もあるので、どちらの意味でも当てはまるものと思われます。

では、実際の「引きこもり」の定義とはどのような事を指すのでしょうか?
引きこもりの定義や、その後起こり得る事についてまとめてみました。
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引きこもりの定義について
引きこもりの定義には、一般的には以下のような特徴があるとされています。
2. 長期間にわたって自室に閉じこもっている
3. 学校や職場に通わず、就職もしていない状態
4. 心身の健康に問題を抱えている事もある
といった事が挙げられます。
ですが、引きこもりには個人差があるので、一概にこれらに当てはまるからといって引きこもりであるとは断定する事は出来ません。
人によっては病気や社会的要因であったり、家族関係や個人的な問題など、様々な要因が絡み合って生じているものでもあるからです。

引きこもりの明確な定義はない
日本の場合は厚生労働省が「引きこもり」という用語を公式に用いていないことから、明確な定義づけがされている訳ではありません。
【参考記事】
そのため、人によっては軽い気持ちで引きこもりと言っている人もいれば、自分の努力だけでは家から出る事も出来ないほど深刻な人も居るようです。
「引きこもり」という言葉自体が広く知れ渡っている為、世間一般的にも認知されていますが、個人差によって深刻度が変わってくるものでもあります。
海外の引きこもり事情
日本での明確な定義はありませんが、海外ではWHOによって「社会的回避」といった用語が使われています。
これはどういう事かと言うと、一定期間社会との距離が空く事で、社会機能の低下に繋がるといった事を指摘がされているという事でもあります。
イギリスやアメリカなどの個人主義の国においては、成人後は自立して生活をしていく為、引きこもりはさほど問題になっていません。
ですがその一方で、社会に適合出来なかった人はホームレスになってしまうといった問題もあります。
日本や韓国といった家族主義の国では引きこもりとなってしまう傾向が強いですが、どちらも深刻化してしまうといずれ取り返しのつかない事にもなってしまい兼ねません。

引きこもり状態が続くとどうなる?
引きこもりに陥ってしまった場合には様々な問題があります。
例えば、人間関係が希薄になってしまう事で孤独感を感じやすくなってしまう事です。
長期化が進むにつれて成功体験を得る機会も無くなり、自己肯定感や自尊心の低下に繋がってしまう為、より社会復帰が難しくなってしまう事となります。
社会と関わりを持てず孤立しているのであれば、心理カウンセリングや社会復帰支援、自立支援といった適切な支援が必要となってきます。
引きこもりでも生きていく為には?
一方で、家に引きこもりながらでも生計を立てる事が出来ており、周囲に迷惑をかけていなければ問題ありません。
僕自身、パソコンを使って収入を得る事が出来ているので、時間があり余っているのであれば、試してみる事をお勧めします。
個人的にはブログを使って収益化をしているのですが、一人で黙々とできる作業でもあるので相性がとても良いと感じています。
度々話題になっている事ではありますが、特に最近では「ブログはオワコン」などと言われていますし、ネットも飽和状態だと言われていたりもします。
ですが、僕の運営するブログでは現在でも日に2万アクセスを集める事があったり、2〜3年前に書いた記事で今でも検索1位のキーワードで上位表示されているものもあります。
もちろん、以前よりはブログで稼ぐ事は難しくなってきましたが、今後文章自体が無くならないのと同様にブログでも稼ぐ事は可能であると言えますね。

まとめ
友人との会話で軽い意味で引きこもりと使う分には良いかもしれませんが、人によっては深刻な方もいるので、時と場によっては頻繁に使う事を控えた方が良いかもしれませんね。
一般的に引きこもりという言葉自体はネガティブな意味として捉えられがちではありますが、その時代によってライフスタイルが変わってくるので、人それぞれ幸せな生き方を目指していきたいものです。

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