

人生経験が豊富であるほど、酸いも甘いも嚙み分けた事でしょう。
その分、その人にとっての大きな試練として立ちはだかってきた事は側からみても想像を絶するものだと思われます。
芸能人や有名人などの苦労話を聞くと、一般人からしてみたら解決が困難な問題に直面した話を聞きますし、想像を絶するものもあります。
そういった中でそれらの問題を乗り越えて第一線で活躍している人を見ると、特にファンで無くとも尊敬の眼差しで見てしまうところはあるかもしれません。
この記事では、人生のどん底を経験した人ほど優しくなれるかについてまとめてみました。
あなた自身の身の回りにも心当たりがありそうな人もいるかもしれませんね。
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人の痛みがわかる人は人に優しくなれる?

人生のどん底を経験した人は優しくなると言われています。
どん底を経験した人は、自分自身が辛い思いをした経験があるので、他人の苦しみや悲しみを理解し、共感できるようになるからでもあります。
また、どん底を経験することで、人生の価値や大切なものを学び、他人に優しくすることで、自分自身も幸せになれることを知るようになる事でしょう。
どん底を経験した人は人一倍辛さが分かる

借金問題、家庭内問題、取引で大損をしたなど、人には言えない苦しみや辛い出来事を経験した当事者にとっては、人一倍その辛さが身に染みます。
人生のどん底とも言える状況に突き落とされると、自分の立ち位置が分からなくなるほど、足元がおぼつかなくなってしまう事でしょう。
僕自身、過去に借金問題や家庭内不和などの経験をしてきましたが、その辛さは特に身に染みています。
問題の渦中においては、「なぜ自分ばかり..」などと、落ち込む事もたくさんありましたが、時間と共に絶望感も薄れ、次第に前向きになる事が出来るようになりました。
このような経験をすると、同じような経験をした人の痛みが分かるので、同じような状況に陥っている人たちの共感できる場面が多々あります。
そこで人によってはアドバイスをする事もあれば、共感はしつつもその場で関係が途切れてしまうような人もいます。
その人の価値観や、感性・考え方にもよるので、フィーリングが合う人とは関係が長く続く傾向にあったりしますね。
どん底を経験したからと言って、優しい性格になるとは限らない

先ほどとは意見が変わってしまいますが、どん底を経験した人が必ずしも優しくなるとは限りません。
どん底を経験したことで、自分自身に自信がなくなったり、他人に心を閉ざしたりしてしまう人もいます。
また、どん底を経験したことを他人に知られたくないという気持ちから、攻撃的になったり、中には他人を傷つけたりする人もいるようです。
自分が傷つけられた事を他人にもする事で自我を保とうとする人もいれば、次第に抑制がきかなくなってしまう事に。
このように、その人の物の捉え方によって、大きく異なる可能性があります。
なので必ずしも辛い経験や苦しい思いをしたからと言って、人の痛みがわかる優しい人間になれるとは限らないという事でもあります。
結局はその人の人間性次第

結局のところ、どん底を経験した人が優しくなるかは、その人の性格や経験の捉え方によって異なります。
それまで生きてきた環境や、出会ってきた人たちによって価値観が形成されてきますし、それによって物事の価値基準が大きく変わる可能性も出てくるものです。
周囲に人格者や、人の痛みがわかる人が居るかどうかが、その人の性格や人格を形成する要素となり得てきます。
また、本人の生活環境による価値観によっても、物事の判断基準も大きく異なってくる事でしょう。
その為、結局のところ本人の人間性になってきますが、どん底を経験した人は、自分の経験をどのように捉え、どのように生きていくのかが重要になってきます。
まとめ
どん底を経験した人ほど優しいと感じる事もあれば、辛い経験をする事でより内側に篭ってしまう人もいるようです。
物事の捉え方によっては180度変わってしまう事もあるので、その人の価値観によって良くも悪くも変わってしまう事でしょう。

それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
この記事があなたにとって参考になると幸いです。
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