「継続は力なり」と言いますが、デッサンに関しても同じことが言えるでしょう。
この記事では、デッサンを毎日続けることによって得られるメリット・デメリットについてまとめてみました。
今後デッサンを上達させたい人に参考になり得る箇所がありましたら幸いです。
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目次
毎日デッサンをする事の4つのメリット
絵が上達する
毎日デッサンをするのとそうでないのとでは、半年後、一年後にはその差が目に見えてわかる事でしょう。
仮に同じレベルの人が同時にスタートした場合、一方は毎日デッサンをし、もう一方は一週間に一日デッサンをしているのとでは、やはり前者の方が上達は早いです。
本人にとっては日々成長している事にあまり実感を持つ事が無いかもしれませんが、初めの頃に描いたものと今描いたものを比較してみると、だいぶ違う事に気付かされる事だと思います。
それに、描き続ける事によって些細な変化や違いが分かってきたりもするので、毎日絵を描き続ける事で、技術も自ずと身に付いてくる事でしょう。
忍耐力が身に付く
デッサンをすると言う事は忍耐力が必要な事でもあります。
一つの作品を仕上げる為にも、自身が納得のいくまで取り組む事も出来ますし、時間をかけただけクオリティも高くなる傾向があります。
恐らく、自分が納得のいくものを仕上げようと思った際に、完成した暁には体もグッタリとした状態になっている事もあるかもしれません。笑
時間にしてみたら集中するあまりあっという間に過ぎてしまうような事もありますが、実際にはそれに伴って自身の忍耐力が上がったという事を実感できるでしょう。
モチーフを注意深く観察する事が出来る
デッサンをする為にも、モチーフをよくよく観察していく必要が出てきます。
それによって知り得ない情報が得られたり、五感を使う事によって注意深く物事を観察していけるようにもなります。
自分よりも絵が上手い人の作品を見ては、それをお手本にする為にその人の作品を凝視する事もあるでしょうし、また、自分の作品を作る際にも観察力が反映されてくる事でしょう。
仕事を貰えるようになる
デッサン力を身に付ける事で画力を上げる事が出来るようになりますが、自身の作品を人に見てもらった際などにひょんな理由から仕事に繋がる話を頂く事もあるかもしれません。
僕自身、ネットで作品を発表する事によって展示をする機会を頂いたり、そこから絵の依頼を頂く事もありました。
やはり、ある程度の画力がある事によって、人から必要とされたり、人から認められる事にも繋がりますので、これも日々の練習の成果であるとも言えますかね。
毎日デッサンをする事の2つのデメリット
デッサンを毎日する事によって画力を身に付ける事が出来ますし、良い事が多いですが、それによって生じるデメリットもあります。
と言っても、メリットと比べると比較的小さな事ではありますが、まとめてみました。
体に少し負担がかかる
毎日の日課としてデッサンを続ける事でデッサン力を養う事が出来るようになりますが、一方で知らず知らずのうちに疲労を蓄積してしまっている可能性も無きにしも非ずです。
始めは上手くいかなかったとしても、次第に上達している事を実感していく事によって絵を描く事が楽しくなるかもしれませんが、時には休息を挟む事も必要です。
熱中するあまり、長時間集中力が持続する事が出来るかもしれませんが、それによって目に負担がかかってしまったり、椅子に座る事で腰や背中にも影響を及ぼしかねません。
若いうちはさほど気にはなりませんが、徐々に年齢を重ねていく毎に体の変化にも気を配らせていく必要はあるかもしれません。
自分が好きな事を続けられる実感はあるかもしれませんが、時々休む事も必要になってきますね。
技術は鍛えられるが、知識が追い付かない
毎日絵を描き続ける事は決して悪い事ではありませんが、時には絵を描く事よりもモチーフについて調べてみたり、書籍などからその背景を学ぶ事も制作をする上で必要な事となります。
例えば猫一匹を描くにしても、表面的に見たものだけを描くよりも、骨格やその生態まで様々な知識を身に付ける事で、より正確さを増す事となります。
これはあまりデメリットであるとも言い切れませんが、ある程度絵の描き方を習得していく段階で、知識も身に付けていくとより良い表現をしていく事が出来るようになるでしょう。
まとめ
基本的にはデッサンを毎日続けることによって得られるメリットの方が大きいです。
自分が描いたものを発表する事もそうですが、受験勉強や就職など、何らかの目的があってデッサンをする場合は、空いた時間を使って毎日少しでも続けていくと上達にも繋がってくる事でしょう。
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