「絵を描く仕事をしたい!」「自分の感性を絵で表現したい!」
など、絵を描こうとする理由は人それぞれだと思います。
僕自身、物覚えが付いた頃から絵を描く事が好きでしたので、高校を卒業後、美大に進学できるまで様々な絵を描いてデッサン力を身に付けていきました。
その過程で、デッサン力があるのと無いのとでは表現に違いが出てきてしまいますし、それゆえ、表現する幅も狭まってきてしまう事だと思わされます。
ですが一概にデッサン力があれば優れているという事でもありませんし、デッサン力を養う事によって、その人本来の持ち味も損なわれてきてしまうような事もあるかもしれません。
とはいえ、やはり自分が描いた絵を人に見せて伝えられるようにする為にも、ある程度のデッサン力は必要であると言えるでしょう。
絵が上手いというだけでも、一般的な目で見たら評価は高いですからね。
この記事では、その理由についてまとめてみました!
これから絵を描き始めようと考えている方に、少しでも参考にしていただけると幸いです。
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人に伝わる絵を描く為
デッサン力を養う大きな目的として、「人に伝わるかどうか」であると言えます。
例えば、算数で言う数式を覚えるように、モチーフ(対象となるモノ)を正確にデッサンをしていく事というのは、とても大事な事であります。
ですので、デッサンを行う上で、まずはじめに自分が表現したい対象となる人・動植物・風景。などを正確に書き写していく事から始まります。
それによって注意深く観察する目を養う事が出来ますし、目で見て手で触ったりするなど、五感を使う事によって、よりリアルに自身の頭の中でイメージをしていく事もできます。
人に伝わる絵というのは、自身の体験を通して得てきた情報を整理し、「デッサン」といった1つの言語を通して手で書き記していく行為であると言えるでしょう。
自分のイメージ通りに描くようにする為
自分で描きたいもののイメージがあっても、それを支える技術となるデッサン力が伴っていないと良い絵にはなりません。
モチーフの形がおかしかったり、陰影の付き方がおかしいと絵として不自然なものに仕上がってしまいます。
また他にも、人体の関節が変な方向に曲がっていたりすると、その絵を見る人に不安を与えてしまう事にもなり兼ねませんからね…。
モチーフの構造を理解した上で、光を当てた時の影の落ち方や絵の明暗バランスを取る事で、より写実的にデッサンをしていく事が出来ます。
自身のイメージも大事ではありますが、実際に見えているものに忠実にデッサンをしていく事で、デッサン力を養っていく事となります。
表現の幅を広げて描くため
デッサンの技術が伴う事によって、自身に表現手段の幅も増える事となります。
見たものを自分の感性で描くだけだった時とは違い、知識としてモチーフの構造を理解していく事によって、よりリアルに描く事が出来るようになってきます。
また一方で、写実的にデッサンをするだけで無く、自身のオリジナリティーを出していこうとする場合、場合によっては写実的な絵から離れていく事となるでしょう。
しかし、記事の冒頭でも言ったように、「デッサン」という基盤があるのと無いのとではそのオリジナルの絵を描く上でもその差は明らかに変わっていく事となってしまいます。
何事も基本を押さえておかないと応用していく事は出来ませんからね。
まとめ
これから絵を描きはじめようと思っている初心者の方や、絵を描く事が好きな方で、これから仕事にしていきたいと思っている方々に参考になればと思い、デッサンの必要性についてまとめてみました。
自分が表現していきたいものや目的に応じてモノを見る目を養っていけると良いですね。
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