「将来やりたいことが見つからない」
そう思っている方は実際は思っている以上に多いかもしれません。
なんとなく周囲に流されてみたり、親の勧めで習い事を始めてみるものの、それが将来どのように繋がっていくのかがピンと来ないかもしれません。
僕自身、中学・高校と漠然と過ごして来ましたが、高校2年生あたりから進路を決めるまでは将来についてこれといって考えていませんでした。
美大に進学しようとしたのも、元々絵が好きだったという事もありましたが、「他にやりたいと思える事が見つからなかった」という理由もありました。
自分もそうでしたが、特に若い世代の方は自分が何になりたいのかという事を明確に見出せている人は、意外と少ないものだと思います。
今後の方向性を模索するものの、「そもそも自分が何になりたいのかが分からない」という人の割合は多いのかなと思います。
人から強制されたり、自身を取り巻く周囲の環境によってなんとなくその道に進むも、「これが本当に自分がやりたかった事なのか?」と、人生の節目に自問自答してしまう日も来るかもしれません。
この記事では、今後の人生に悩んでいる、特に若い世代の方に向けて書きました。
僕自身もそうであったように、何かしらのきっかきがあれば、人生も少しずつ好転していくものだと思っています。
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目次
人生のある段階に差し掛かると嫌でもやらざるを得なくなる
社会人になると、学生の頃とは異なり、様々な『責任』が付いてまわります。
学生であれば退屈な授業を寝て過ごしてしまっても、周囲からはそれ程咎められませんし、(その結果成績に反映されるかもしれませんが)親や先生から守られているので、道を踏み外さない限り生きていく事が出来ます。
しかし、一度社会に出ると自分を守ってくれるのは自分だけですし、自分のミスは自分で責任を取らなくてはなりません。
日本で生活している以上は最低限の生活は保証されていますが、社会生活をしていく上ではそれぞれが独立していかなくては社会全体が回らなくなってしまいますからね。
結局は、自分がやりたい事が見つかっていてもいなくても、成人して社会人になれば生きていく為には収入を得ていかなくてはなりません。
お金を稼ぐ事が出来るか
とはいえ、自分の将来の夢が仮にあったとして、それで生きていこうとした場合、否が応でも『お金』というものが付いてまわります。
大金を稼ぎたいかそうでないかは一先ず別として、自分がやりたい事があったとしても、それで生活していけるだけの収入が得られるかどうかはまた別問題となります。
「自分がやりたい事をやって生きてる人はほんの一握り」
と、どこかで誰かが言ったような事を一度は耳にした事があるかもしれません。
世の中の大半の人は生活していく為に、自分がやりたい事よりも、生きていく事を優先せざるを得なくなります。
その道で生きていける人はほんの一握りしかいないので、それ以外の大勢は夢を諦め、身の丈にあった生活を余儀なくされてしまうでしょう。
…と、ここまで暗い話になってしまいましたが、インターネットが発達した現代では使い方によってはその恩恵を受ける事が出来る事でしょう。
インターネットが登場するまでは限られたコミュニティの中でしか認知されなかった事が、指先一つで世界中に情報を発信していけるようになりました。
もちろんそれによる弊害もあり、そのデメリットとしてネットを使った犯罪や匿名での誹謗中傷を受けるなど、メリットがある反面、良い事ばかりでは無いという事も言えるでしょう。
とはいえ、まだまだネットの世界は発展途上ですし、可能性もまだまだあります。
自分がやりたい事を見つけるコツ
まずは様々な事にチャレンジしてみる事
やりたい事が見つからなかったとしても、時間だけは誰しも平等に過ぎていってしまいます。
特に歳を追うごとに時間の流れが早く感じるようになりますので、10代と30代とでは体感する時間が全然違います。(30歳を過ぎると、ほんとあっという間に1日が終わってしまいますね。。)
その為、始めるなら出来るだけ10代、20代の若いうちから色んな経験を積んでおく事で、その先の人生の展望が見えてくる事もあります。
ですが、そういった経験が無いうちは自分自身でもイメージする事も出来ないので、興味のある事は出来るだけチャレンジしてみる事をお勧めします。
もちろん良い事ばかりではなくて、時に嫌な側面を見てしまったり傷つく事もあるかもしれません。
場合によってはかなり酷い仕打ちを受けてしまう事もあるかもしれませんが、長い目で見たらその経験を活かせる日が来るかもしれません。
最初から行動せずにいると良い事も悪い事も分からず、後々の判断材料として活かす事も出来なくなってしまうので、まずは恐れずに色んなことにチャレンジしてみると良いでしょう。
自分が好きな事・得意な事にヒントが隠されている
子供の頃に夢中になった物事はありませんか?
人から強制されるでもなく、自分の意思で始めた事というのは「それが好きだから」という事でもあります。
例えばそれがテレビゲームだったとしても、将来は作家など、創作活動をする際の基盤となる事だってあります。
「好きこそものの上手なれ」
という言葉をよく使われますが、自分が楽しみながら行っている事は知らず知らずのうちに上達しているものでもあります。
それが仕事となると嫌な側面も見えてくる事もありますが、積み重ねてきた事は無駄ではないという事が後々分かってくる事でしょう。
無理して見つける必要もない
人から強制されて楽しいという人はあまり居ないと思います。
家庭環境によっては、親や周囲からの期待に応えたいと思うあまり、自身の意に反して夢を諦めてしまう人もいる事でしょう。
親としては、子供に夢を追わせる前に子供に生きていく術を身につけさせたいと願う気持ちもありますからね。
ただし、それでも自分の夢を諦めきれない段階まで来てしまったら、親の反対を押し切って納得させるくらいの結果を出さなければなりません。
その際に、上でも言いましたが、自然と好きになれる、あるいは夢中になれるものを突き詰めていく方が幸福度も上がっていきます。
無理に将来の方向性を見つけるよりも、ある段階からは自身の心の声に従っていく方が後悔のない人生を歩んでいく事が出来るものです。
さいごに
今はまだやりたい事が見つかっていなかったとしても、自分なりに日々一生懸命過ごしていく事で何かしら見出されて来る事もあるかもしれません。
これまで点と点でしか無かったものが、ある日それぞれの点が繋がって一つの線となる日が来る事でしょう。
ある日を境に、偶然が重なって物事が上手く運び出す事もあります。
それがいつになるかは分かりませんが、続けていくうちにその感覚を掴む事が出来る日が来る事でしょう。
様々な経験を重ねていく上で、徐々に自身がやりたい事がおぼろげに見えてくる事もあるので、何かしら自分が興味を持った事に対してはチャレンジしてみると良いですね。
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