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ペン画初心者必見!ペン画作家がオススメする2種類のカラーインク

カラーインク

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こんにちは。ペン画家の小笠原です。

カラーインクを使って描いた作品です。



今回は、ペン画でカラー作品を手掛ける際に扱うカラーインクについてご紹介をさせてもらいたいと思います。



カラーインクは色同士を調合して自分好みにカスタマイズする事が出来るので、色の幅が広がるので個人的にオススメです。

筆を使う事で、水につけずに水彩画のように気軽に描く事も出来るので、用途の幅も広がって便利ですね。



ペン画でカラー作品を手掛ける際に、「カラーインク」もしくは「カラーボールペン」を使って描くと思われます。

では、今回はその前者の「カラーインク」についてのご紹介をさせてもらいたいと思います。


「顔料」と「染料」について

塗料


まず初めに、インクには大きく分けて2種類のインクがあります。


それは、


「顔料インク」

「染料インク」


この2種類です。


これらを簡単に説明すると、


「顔料」とは、天然にある鉱石や土を原料としている素材となっており、キャンバスの上に付着する形で面を塗る事が出来る塗料となっています。

古くは紀元前に描かれた洞窟壁画でも使用されており、変色や光に強い耐光性でもあるので、塗料としても優れている素材でもあります。

特に絵画制作においてはこの「顔料」の含まれているものを使うのがオススメです。



一方で「染料」に関してですが、染料は水や油に溶かして着色をする物質となります。これにより、布などの繊維用品に着色がしやすく、鮮やかな発色をするのが特徴となります。

顔料と比べると発色が良いのですが、光に弱く、長期保存に適していないので、印刷物を制作する前提で、データ保存するのが望ましいです。


絵画制作をする際は「顔料」一択!

顔料


絵画制作をする上で、大きく分けて「顔料」「染料」2つの塗料がありますが、原画販売をするのであれば「顔料」が含まれているものが必須と言っても過言ではありません。


その理由として、先ほども言いましたが、「染料」だと」直と共に色褪せてしまう恐れがあるからですね。

また、直射日光に触れてしまうと退色するリスクもかなり上がってしまいますし、原画販売をする上で正直向いていません。



僕自身、過去に染料インクを使って制作をしてしまった事があったのですが、10年以上経過して見直すと、色落ち具合が激しかったです。。

(当時は顔料と染料の知識が無かった事もあったのですが、今となっては良い教訓です。苦笑)



もちろん、染料インクにもメリットはあり、顔料インクと比べると発色がかなり良いといったメリットがあります。

ほんと、「発光しているんじゃないか」っていうレベルで、色の鮮やかさで言ったら顔料インクよりも分配が上がります。



ただ、基本的には耐光性に優れておらず、時間と共に退色してしまうので、完成後スキャナーしてデータとして取り込んでおく事をオススメします。

そうすれば染料インクの良さでもある発色の良さが保たれるので、もし今後使うのであれば、そういった使い方をオススメします。

オススメの顔料インク

カラーインク


コチラでは、個人的にオススメする2種類のカラーインクについて紹介をさせてもらいます。

数ある中でも発色の良さや豊富なバリエーションが魅力なインクなので、オススメです。

ドクターマーチン ピグメント


まず一つ目にオススメするのが、こちらの「ドクターマーチン ボンベイ インディア インク」です。

※「ドクターマーチン」と聞くと、靴のメーカーと間違われる方もいますが、コチラはインクなので間違えないようにしてくださいね。



コチラのインクは僕自身、長年愛用しているインクでもあるのですが、他のインクと比べて発色が良く、色鮮やかな色彩で制作する事が出来ます。

前タイプの「ドクターマーチン ピグメント」は廃盤となってしまったのですが、新たにリニューアルされてコチラのインクが登場しました。



個人的にかなり重宝しているインクなのですが、あいにく取り扱っている画材屋さんが限られているのが正直なところ難点ではありました。

※大手画材チェーン店の世界堂でも、新宿本店以外では取り扱いの確認ができませんでした。



ただし、通販ではAmazonと楽天で販売しているのを確認しているので、購入する事が可能です。

一応、単品でも購入する事が可能ですが、セットで購入した方がお得なので、初めはセット購入をオススメします。

(※ちなみに、リンク先のページでは「ラジアント」のインクも表示されているので注意してください。ラジアントは染料インクとなります)

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DALER ROWNEY(ラウニー)


ドクターマーチンと同様に、ラウニー製のカラーインクもオススメです。

ラウニー製のインクは、ドクターマーチンよりも発色に関してはやや鈍いですが、その代わりカラーバリエーションが豊富で、痒いところに手が届くような色を扱っているのが大きなメリットと感じています。



僕自身、ラウニー製のインクは重宝しているのですが、ドクターマーチン製のインクと半々くらいのストックがあり、制作で使っています。



コチラも扱っている店舗が限られているので、通販で購入する事をオススメします。

ちなみに、セット販売は無いので、単品での購入となってしまいます。



まとめ


今回は、ペン画でカラー作品を仕上げる際にオススメのカラーインクについてご紹介をさせてもらいました。

カラーインクは調合して自分好みの色を作る事が出来るので、かなりオススメです。



絵の具と違い、液状なのでそのまま使う事が出来るので、用途的にも便利だったりします。

ペンとの相性も良いですが、筆やエアブラシを使って制作する際にも可能なので、ご自身の制作スタイルに合わせて使ってみると良いですね。



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小笠原 英輝ペン画家/オンライン絵画教室運営
こんにちは。ペン画家の小笠原です!全国各地のギャラリーでの展示やSNSで作品の発表&販売を行っています。当ホームページでは、ペン画や絵の描き方だけでなく、インターネットを活用して生活していく方法について解説しています。また現在は「絵を学びたい」という方向けに絵画教室の運営にも力を入れるようになりました。 自分の好きな事で生きていきたい方、絵で食べていきたいと思っている方に向けて、有益な情報を心がけて発信しています!
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