【期間限定】2大電子書籍無料プレゼント中!Click

絵の描き方解説|初心者でも上達できる基本ステップと練習法

アート

※当ページには広告が含まれています。

スポンサーリンク

こんにちは。画家の小笠原です。

僕が描いた作品です。

作品集はコチラ

 


これから絵の描き方を学んでいく上で、
1つずつステップを
踏まえながら描いていく事で、
より理解も深まっていく事となります。

最初からいきなり複雑な構成のモチーフを
描いて完成度を上げる事は難しいので、
特に初心者の方は
まずは簡単なものから描いていく事で
絵の上達にも繋がります。



僕も本格的な絵を習い始めるまでは
自分の好きなものから描いていましたし、
実際に美術予備校では
基本となる幾何形態や
モチーフを描く事から始めました。

きっかけとしては物心つく頃から
絵を描く事が好きな少年でしたが、
当時は独学でありながらも
その時の好奇心は今なお
受け継がれているものと思います。



そこでこの記事では、
今からでも出来る絵の描き方について
解説をまとめました。

料理を作る際に下準備が必要なように、
絵を描いていく上でも
そういった段階を踏まえていく事は
大事な事ですからね。

それでは、最後まで読み進めて頂けると
幸いです。

目次

絵の描き方の基本|まず理解しておきたい3つのステップ


まず初めに絵の描き方の基本について
ご紹介をしていきます。

絵を描く上で、
最初に大切な事というのは

  • モチーフの観察
  • 構図
  • 形の理解


この3つとなります。

どんなに技術が高くても、
この土台がなければ絵は安定しません。



なので、初心者のうちは
うまく描こうとするよりも

「見たままを正確に捉える力」

を意識してみてください。

そうする事で基礎の土台が出来上がり、
応用・発展をする事が出来てくるので、
あなた自身のオリジナルの作品を
描く事が出来るようになってきます。

絵を描く前に意識すべき「観察力」とは?


まずは絵の上達に欠かせないのものとして
観察力が挙げられます。

対象物を見た際に、

  • 光の当たり方
  • 形の傾き
  • 影の濃さ


これらの要素を丁寧に観察する事で、
自然と立体的な表現が
できるようになります。

特にデッサンに関して言えば
モチーフの形を正確に捉え、
光と陰影表現によって
立体感を演出していくための
技術の習得となります。



最初のうちは時間がかかるかもしれませんが、
無理に焦る必要はありません。

まずは見ることを習慣にし、
継続していく事が大切です。

モチーフをシンプルな形で捉えるコツ


複雑な形のものを描くときは、
最初に

  • 立方体
  • 円柱

などといった基本形に
分解して捉えましょう。

このように形を単純化してから
細部を描き込む事で、
バランスが崩れにくくなります。



例えば人物なら、

頭は球体、胴体は円柱、足は棒

といったイメージですね。



初めから指を一本一本描き始めたり、
耳の形から描こうとするのではなく、
大まかな構図と構成を考える
癖をつけていきましょう。



デッサンにおける基本となる
モチーフに関しては
以下の記事で詳しく解説をしているので
コチラもあわせてご覧になってください。

幾何形態

全体のバランスを取るための構図の考え方


上でも言いましたが、
いきなり細部を描き込むのではなく、
まず全体の位置関係(構図)を
決めていきます。

その理由として、
キャンバスのどこに配置するかによって
絵の印象が大きく変わるからですね!



例えば、モチーフとして描いているりんごが
キャンバスの左端に寄ってしまっているのと
中央に配置されているのとでは
絵の印象も変わってきます。

絵の構図一つだけでも、
作品の印象や世界観が
大きく変わってくるので、
構図選びはとても大事な事でもあります。



構図選びをする際は、
まずはラフスケッチを数枚描いて
1番しっくりくる配置とバランスを
見つけてみると良いです。

スケッチの段階では
多少大雑把になったり
線が汚くなったとしても問題はないので、
自分が思い浮かべるイメージを大切に
描いていきましょう。

絵を描く流れ|下描きから仕上げまでの手順


ここでは、絵を1枚仕上げるまでの
流れを紹介します。

この流れを覚えておくだけで、
どんなモチーフにも
応用できるようになります。

今回は鉛筆でモノクロの絵を描く事を前提に
一連の流れをイメージしてもらえればと
思います。

① 構図を決める(全体の位置関係)


まずはどのくらいの大きさで描くかを決め、
モチーフ全体をキャンバス内に
収めるように軽くアタリを取ります。

② 下描きを描く(輪郭線を整える)


描いたアタリを元に、
全体のバランスを崩さないように
形を整えます。

細部にとらわれず、
まずは全体像を意識して描きましょう。

③ 明暗をつける(光源を意識)


光が当たる部分を明るく、
影になる部分を暗くすることで、
自然な立体感が生まれます。

やわらかい鉛筆(2B〜4B)を使うと、
滑らかなトーンが出やすいです。

④ 仕上げの調整(トーンを整える)


最後に全体のトーンバランスを見て、
強調したい部分と抑えたい部分を調整します。

遠近感を意識して、奥行きのある表現を
目指しましょう。



このように、一連の動作を踏まえる事で
絵を描く流れが大まかに
理解できてくる事となります。

特に、デッサンの一連の流れも知る事で、
よりイメージしやすくなると思います。

以下の記事ではデッサンの手順について
記事にまとめていますので、
こちらも参考にしてみてください。

ステップ

絵を描く簡単な練習方法

紙とペン


ここでは、絵を描く上での
簡単な練習方法について
まとめさせてもらいました。

絵を描く力は1日では身に付きません。

ですが、正しい練習法を知って続ける事で
確実に上達していきます。



絵を趣味で止めるのではなく、

「もっと絵を上達させたい!」

という向上心がある方は
是非とも参考にしてみてくださいね!

まず初めに、紙とペンを用意する


デッサンの際に使う画用紙や、
イラストを描く際に
使う紙は様々ありますが、
初めはそこまでこだわる必要は
ありません。

ですので、まず初めに
手元にあるコピー用紙や
スケッチブックなど、
すぐに準備できるものを
手元に用意しましょう。

また、ペンに関しては
鉛筆やボールペンなど、
手元にあってすぐに使える
道具さえあればそれで大丈夫です。

定規を使わずにフリーハンドで描く


まずは

『絵を描く』

という行為に慣れる為にも、
鉛筆やボールペンなどで
色んな線を描いてみたり、
簡単なイラストなどを
思いつくままに描いてみましょう。



そこで大事なのは

「楽しんで描く」

という事ですので、
一度童心に戻って
好きなものをたくさん
描いてみると良いですね!



色んな線を描いてみたり、
自分が思いつくままに
描いてみたりする事で、
練習や絵を描く上での
ウォーミングアップにもなります。

ですので、この段階ではまず
「描く」という事に慣れる為にも、
思いのままに手を動かして
描いてみましょう。

直線や曲線を描く練習をする


主に鉛筆やペンなどの道具で描く際、
様々な直線や曲線で
描かれているという事が
分かるかと思われます。

一般的に世に出回っている
数々の作品を見てみると、
様々な線のタッチによって
描かれている事が分かる事でしょう。



特にイラストの場合、
デフォルメをした
キャラクターを描く際にも
線のタッチを主に多用して
描く事となります。

また、デッサンをする際にも
線を多用して描いていく事となります。

実際に絵を描く際に
様々な種類のタッチの
使い分けをする事が出来るようになると、
その分表現の幅も増える事となってきます。

定規を使わずに、丸・三角・四角を描く


次に、定規やコンパスを使わずに
フリーハンドで丸・三角・四角
といった図形を描いてみます。

実際に描いてみると、
定規を使って描くのとは違って
線が曲がってしまったり、
綺麗な円を描けずにいびつな形に
なってしまうかもしれません。

ですので、いきなり初めから
綺麗な形を描こうとせず、
少しずつ練習を重ねて
綺麗に形を描いていけるといいでしょう。



また、図形を描く際に、
あらかじめ定規やコンパスで描いたものを
横に置いて見ながら描く事で
綺麗に描く事が出来るので、
こちらも試してみてください。

形や特徴を捉えて描く


初心者の方がいきなり上手な絵を
描くという事は難しい事だと思います。

現在名のある作家・漫画家
と言われている方々も、
初めの頃はまだ絵として
形になっていない
という事がほとんどです。
(初めから上手い人もいますが)

なので、いきなり上手に
描こうとするのではなく、
デッサンをするモチーフの
形をシンプルに捉え、
形や特徴を捉える事から
始めてみましょうね。

単純な形として捉えて描く


丸や四角などを使って
大まかなボリュームとして捉えていき、
単純化された絵を描いてみましょう。

その際に、自分自身で見たイメージを元に
描いていきます。

なるべくスピード感を意識しながら
描いていくことで、
より形の捉え方が上手になるように
鍛える事が出来るでしょう。

少しずつ細部も観察しながら描く


モチーフをよくよく観察していくと
様々な情報を得る事が出来ます。

触った時の質感であったり、
物と物の接合部であったりと、
イメージだけで描こうとする事よりも
はるかに多くの情報が得られます。



この

「観察をする」

という行為は
初心者でも上級者でも大切な事なので、
観察する目を養っていく事が
より絵の上達の近道となっていきます。

模写練習と観察練習の違いを理解する


模写は形を真似る練習ですが、
観察練習は

「見たままを理解して描く」

という練習方法です。

両方をバランスよく行うことで、
描写力と理解力が同時に伸びます。

線の引き方とストローク練習の基本


絵の印象を左右するのが線の質です。

一定のリズムで線を引く
練習を繰り返すことで、
手の動きが安定してきます。



最初は紙一面に

「まっすぐな線」「円」「斜線」

これらを何度も描いてみましょう。

明暗・陰影をつける練習で立体感を出す


光と影の差を意識するだけで、
平面的な絵が一気に立体的に変わります。

光源を1方向に決め、
暗い部分を強調するように
練習してみてください。

陰影は“塗る”のではなく、
“積み重ねる”ように描くのがコツです。

絵を描くときによくある失敗とその改善法


誰でも最初は失敗します。

ですが、それを分析することで
確実に上達します。

失敗を重ねても
必要以上に落ち込む必要はありませんが、
失敗のまま終わらせるのではなく、
次に繋げるためのステップとして
捉えておくにしましょう。

形が歪んでしまうときの対処法


距離を取って絵を見ると、
形の狂いに気づきやすくなります。

時には鏡で反転して
確認するのも効果的です。

陰影がうまく描けないときの見直し方


明るい部分と暗い部分の
コントラストをはっきりさせましょう。

光源を1つに絞るだけで、
全体が引き締まります。

線が硬くなる・ぎこちなくなる原因


緊張して手に力が
入っていることが多いです。

まずは軽く円を描いて手をほぐしてから、
リラックスした状態で描いてみましょう。

絵の描き方を学ぶおすすめの方法と教材


絵の上達には、
正しい学び方も重要です。

独学でも十分に伸びますが、
信頼できる教材を使うと
理解が深まります。

独学で絵を上達させるコツ


上達の秘訣は

「描く・見る・比べる」

これらを繰り返すことです。

自分の絵と資料を比較して
違いを分析してみましょう。

デッサン力を鍛えるための練習課題


身近なモチーフ(リンゴ・コップ・手など)を
繰り返し描くことが効果的です。

特に「手」は最も良い練習題材です。

形・動き・質感、すべてが詰まっています。

初心者におすすめの参考書・講座

絵の描き方に関するよくある質問(FAQ)


Q1. 絵を描き始めるとき、
まず何から手をつければいいですか?

A1. まずは「観察→構図→下描き」
という順序を意識してみてください。

モチーフをよく観察し、
全体のバランスを整えてから描き始めると、
仕上がりが安定します。

形をいきなり描き込むよりも、
最初に大まかなアタリを取ることが
ポイントです。

Q2. デッサンの手順を守る意味はありますか?

A2.はい、手順を踏むことには
大きな意味があります。

構図決定から下描き、
明暗表現、仕上げまでを
順に行うことで絵の完成度が上がります。

特に初心者のうちは、
1つひとつのステップを
丁寧に意識することで、
上達のスピードが格段に違ってきます。


Q3. 絵の描き方を改善するために
避けるべき失敗とは?

A3. よくあるのは

一部分だけ描き込みすぎて
全体のバランスが崩れる


ということです。

また、光と影を意識しないまま描くと
平面的な印象になってしまいます。

まずは全体の構成を意識して、
明暗のリズムを取り入れることが大切です。



Q4. 短時間で絵の描き方を
上達させるにはどうすればいいですか?

A4. 毎日10〜15分でもいいので、
短時間スケッチを続けることが効果的です。

1枚ごとに

「観察→構図→明暗→仕上げ」

これらを意識して描くことで、
自然と感覚が研ぎ澄まされていきます。

過去に描いた絵と見比べると、
成長が実感しやすくなりますよ。



Q5. 参考になる教材や記事はありますか?

A5. 以下のページでは、
絵を描くための基礎について
記事をまとめています。

デッサン記事まとめ

これらを参考にしながら、
道具と基礎練習を並行して
進めていくのが上達への近道です。

まとめ|絵の描き方を続けるコツ


絵を描く力は、
練習を続けることで必ず育ちます。

焦らずに

観察・構図・形

この3つを意識して
描き続けていきましょう。



絵の上達を図る為にも、
まずは単純な事から始めていき、
一つずつ身に付けていくと良いです。

自分の中で徐々に
イメージが出来て来るように、
初めの内は失敗をしても良いので
練習のつもりでやってみると良いですね!

それでは、今回はこの辺で失礼します。

※本記事の内容は、
デッサン・絵画の基礎、絵画制作を
長年研究してきた制作者:小笠原英輝
によって監修されています。

美術教育課程における理論や
現場での観察をもとに、
初心者が理解しやすい形で
絵の描き方を体系的に解説しています。

スポンサーリンク

シェアしてくれると励みになります!
ABOUT US
小笠原 英輝ペン画家/オンライン絵画教室運営
こんにちは。ペン画家の小笠原です!全国各地のギャラリーでの展示やSNSで作品の発表&販売を行っています。当ホームページでは、ペン画や絵の描き方だけでなく、インターネットを活用して生活していく方法について解説しています。また現在は「絵を学びたい」という方向けに絵画教室の運営にも力を入れるようになりました。 自分の好きな事で生きていきたい方、絵で食べていきたいと思っている方に向けて、有益な情報を心がけて発信しています!
テキストのコピーはできません。