バナナの鉛筆デッサン。構図の決め方や立体感を出す方法について

スポンサーリンク




 

 

この記事では果物のバナナのデッサンについて手順を踏まえながら解説しております。

バナナは栄養価の高い果物ですが、デッサンをする際には回り込みやそれぞれが重なっている箇所をよく観察しながら描いていきましょう。

それでは最後までご覧いただけると幸いです。

 

また、デッサンの解説記事ではなるべく専門用語は使わないようにしていますが、用語に関してはコチラの記事にまとめているので合わせてご覧頂けると幸いです。

デッサン用語

 

【スポンサーリンク】

 

スライドショー

 

 

バナナのデッサン過程

 

バナナのデッサン
デッサン時間 : 2時間
使用鉛筆 : 2H〜4B
使用した紙 : 水彩画用紙

 

今回のモチーフとなるバナナは柔らかい素材でもあるので、主にハイユニの鉛筆を使って描いております。

 

鉛筆のメーカーによって用途が異なってくるので、それぞれの特性について知っておいて損はありません。

デッサン用鉛筆の種類

 

バナナの描く位置を決める

 

描く方向によって構図や陰の付き方が変わってくるので、最終的に完成した絵をイメージしながら構図を決めていくと良いでしょう。

構図がうまく決まるかどうかで同じバナナでも印象が変わるので、構図を決めるという事はとても大事な事だと思います。

(※なお、この記事の下部に構図の良し悪しに関する補足内容をまとめているので、そちらもご覧いただけると幸いです。)

 

今回は上の画像の中でも真ん中の画像のバナナを選びました。

 

ちなみに、この記事では写真を使っていますが、実際に鉛筆デッサンをする際は実物を見ながらデッサンをするのが望ましいです。

写真を使ったデッサンをする上での利点はありますが、本質を捉える為にも実物をデッサンする方が良いでしょう。

写真を元に描くメリット・デメリット

 

では順を追ってデッサンの解説をしていきます。

 

大まかなあたりを付ける

 

まず初めにバナナの大きさを捉え、おおよそのあたりとなる印を付けます。

この段階では大まかなサイズと形を捉える事が主なので、厳密に形を決めておく必要はありません。

 

【スポンサーリンク】

 

形を描く

 

大まかなあたりを付け終わったら、バナナの輪郭を描いていきます。

今回は房のバナナのデッサンとなっているので、それぞれの実の重なり具合をイメージしながら輪郭を描いていきます。

 

形をとる際は、なるべく鉛筆を寝かせた状態で描くのが望ましいです。それによって消しゴムで修正がしやすくなるからです。

鉛筆の持ち方

また、下でも解説をしますが、調子を付ける際も鉛筆は寝かせて描くと描きやすくなるでしょう。

 

【補足1】

透過したバナナのイメージは以下のようなものとなっています。

見えない箇所でも実際には存在しているので、回り込みを意識しながら形の線を書いていく事で上手なデッサンを描く事が出来ます。

【補足2】

バナナを輪切りにすると、このような形状になります。

少しいびつな楕円のような形状をしていますね。中央にはバナナの種があります。

バナナの断面図

また、画像だと少し分かりづらいですが、バナナの断面をよくよく観察すると中心にY字のような線が見えてくるのが分かります。

場所によってはやや形が分かりづらい部分もありますが、先端は六角形の形状となっていたりと、各パーツを観察してみると様々な情報を得る事が出来ます。

バナナ 先端

面の切り替わりを描いていく為にも、断面図の形状や各パーツを意識して描くとデッサンがよりしやすくなる事でしょう。

 

【スポンサーリンク】

 

形を整えつつ、地面との接地面も意識する

 

デッサンを描き慣れている人でも、一発で形が決まらない事もあります。

そのため大まかに書いた線を整えながら正しい線を見出していき、それを形態に落とし込んでいく必要があります。

 

 

さらに同時進行で地面との接地面を意識してながら軽く鉛筆の濃淡を付けます。

そうする事でバナナを取り囲む状況が見えてくるので、デッサンをする上で必要なテクニックであると言えるでしょう。

 

陰影を意識し、調子を付ける

 

デッサンをする場合、背景の白以外は鉛筆の濃淡で色を付けていく事となります。

鉛筆の濃淡を付けることを「調子を付ける」と言いますが、この際に全体の明暗バランスを見ながら手を加えていきます。

そうする事で塗り残しを無くす事となりますので、全体を見ながら描く視点はデッサンをする上で必要な事であると言えます。

 

面の切り替わりを意識して描き込む

 

バナナ全体に調子を付けた後、面の切り替わりを意識する事で立体感を演出する事が出来るようになります。

面の切り替わりとは、モチーフに光を当てた際に生じる陰影が変わる位置の事を指します。

これにより、バナナの形状が分かりやすくなるでしょう。

 

【スポンサーリンク】

 

立体感をイメージしながら描く

曲線的な棒状のバナナの実をイメージしながらデッサンしていきます。

あとは同じ作業の繰り返しとなりますが、根気強く描いていきましょう。

 

質感を意識しながら描き込む

 

バナナにはシュガースポット、あるいはスイートスポットと呼ばれるポツポツと小さな黒い斑点が存在します。

バナナ シュガースポット

このシュガースポットがある事によってバナナが熟れているかどうかの指標になってくるのですが、デッサンをする上ではこれが良いアクセントにもなってきます。

必ずしもすべてを描こうとする必要はありませんが、程よく描くと良いでしょう。

 

【スポンサーリンク】

 

完成

今回は主に2B~4Bを中心に柔らかめの鉛筆を使ってデッサンしました。

それぞれの素材に合わせた鉛筆選びをする事がデッサンを上達する上でコツとなってくるでしょう。

 

ちなみに今回は必要な手数でのデッサンをしました。

細部にフォーカスするとそこまで描き込んではいませんが、離れて見た際の全体感を優先して描きました。

 

より緻密な鉛筆画を描く際は、ベースとなるデッサンを押さえた上で描くとよりリアルなものとなってくる事でしょう。

ではここまでご覧いただき、ありがとうございました。

 

以下はバナナのデッサンに関する補足説明です。

コチラも併せてご覧いただけると幸いです。

 

【スポンサーリンク】

 

バナナのデッサンついての補足

 

構図の決め方

 

構図を決める際にはなるべくデッサンをし辛い位置からの視点は避ける事が望ましいと言えるでしょう。

例えば以下の画像のようにバナナの形が分かりづらい角度からの構図ですと、デッサンをするのが難しくなってしまいます。

 

 

このような構図の場合、バナナが3本あるにも関わらず2本に見えてしまうのが難点です。

上に乗っているバナナが浮いているようにも見えなく無いので、構図としてはあまり良くありません。

 

そのため、それぞれの実の位置であったり地面との接地面などのポイントを押さえた構図が望ましいと言えます。

参考例ではありますが、下のような構図がデッサンをする上で描きやすい構図と言えるでしょう。

 

描きやすいポイントが決まったら自分でアレンジしてみるのも良いかもしれません。

 

光の当たり方を意識する

 

今回はデッサンをしやすいように照明を当てて描いています。

影が地面に投影される事で地面との接地や立体感を意識しやすくなるので、どの位置・距離・角度から光を当てるかによって印象が変わってきます。

デッサンをする際は光源の位置を移動させ、描きやすい位置に置くことが望ましいでしょう。

 

まとめ

 

バナナのデッサンをする上で押さえておきたいポイントについて解説しました。

この記事があなたの制作活動に役立てて頂けると幸いです。

 

デッサン実演記事
果物 リンゴの描き方

 

【スポンサーリンク】

 

シェアしてくれると励みになります!