デッサンをする際や、イラストを描く際に、自分の想像力だけでは細部まで描き込むイメージが湧きにくかったりもします。
絵の対象となる物を見ずに描く事は、日常的に絵を描いている身からしても細部まで描き込むことは不可能です。笑
そこでより写実性を高めたり、細部を描き込むことで絵に説得力をもたせたいと思っている場合、写真を参考にする事で大いに役立つ事となるでしょう。
そこで今回の記事では、撮影するものや撮影をする際の注意点についてまとめてみました。
今後のあなたの創作活動に役立てて頂けると幸いです。
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目次
カメラを使って自分で撮影する
スマホのカメラや一眼レフのカメラを使って、自分が描きたいものをイメージしながら撮影すると良いでしょう。
風景や動物、植物など、絵になりそうなものがあれば、気の赴くままに撮影してみると良いかもしれません。
【関連記事】
⇒写真を元にデッサンや制作をする際のメリット・デメリット7選。
スマホのカメラ機能も年を追うごとに高機能になってきているので、自分のイメージする絵が撮りやすくなっている事でしょう。
自分が描きたいと思える写真が望ましいですが、一例を挙げると、以下のようなイメージで写真を撮影してもらって構いません。



そこで撮影の際に気を付けておきたい事ではありますが、著作物や人物などが含まれていないかを気を付けて撮影する事が望ましいです。
場合によっては著作権や肖像権の侵害にも当たってしまう為、気を付けておきたいところです。
【著作権に関する記事】
(外部サイト様にアクセスします)
人物が写り込んでしまった際は、絵にする際に切り取る、もしくはシルエットとしてぼかして描くなどの工夫が必要になります。
人物を描きたい場合はあらかじめ承諾を得るなど、後々トラブルにならないように配慮する事が望ましいでしょう。
著作権フリーのサイトを利用する
後々、著作権絡みでトラブルにならない為にも、著作権フリーのサイトを利用する事で事前に防ぐ事にも繋がります。
販売を目的とせず、個人で楽しむ分には著作権に対してそこまで気を使う必要が無いかもしれません。ですが、たとえ今後販売に繋げていく事を想定するのであれば、やはり注意しておいた方が良いです。
インターネットで検索をすると著作権フリーのサイトはいくつかありますが、サイトによっては使用する範囲やクレジット表記などの条件があり、それに違反すると相応のペナルティを喰らう可能性があります。
とはいえ、「自分で写真を撮るのは難しい!」「撮影したいけど、近場で撮影するのは絶対無理!」という声もあるかと思われます。
そこで、数ある著作権フリーサイトの中でも、著作者に対する許可やクレジット表記をせずに使用する事の出来るPixabayがおススメです。
コチラのサイトはブログのアイキャッチ画像や、YouTubeのサムネにもよく使われているものもあります。画像によっては見た事がある画像も多数あるかもしれませんが、「安全に使える」という意味では重宝するサイトとも言えるでしょう。
個人的にも利用頻度が高いサイトです。
Pixabay

⇒コチラをクリックすると外部サイト様にアクセスします
無料で使えて、かつ商用利用も出来るにも関わらず、高クオリティな写真が大量にあるので驚かされますね。。
極力自分で撮影した写真を元にするのが望ましいのではありますが、撮影が難しいものを描きたい場合は利用してみるのも良いでしょう。
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参考画像を使う際の注意点!
場合によっては、自分が撮影した写真であったとしても、創作物として落とし込む際に注意しておきたい事があります。
事前にトラブルを回避する為にも、気を付けておきましょう。
人物が入っている場合は注意
撮影した写真に人物が含まれていた場合、肖像権に触れてしまう可能性があります。
肖像権に関しては、こちらの記事が参考になります。
【肖像権とは?】
⇒肖像権とは | 肖像権について考えよう (jame.or.jp)
(外部サイト様にアクセスします)
上でも書きましたが、その人物から許可を得ているならばともかく、無断で使用した場合はトラブルに発展しかねません。
ですので人物を描きたい場合は、あらかじめ本人から許可を取るようにしておきましょう。
人様の作品を使わない事
写真であっても絵画であっても、撮影や制作をした人物本人に著作権が発生します。
流行りの絵柄を描く絵師さんでも、トレパク(他人の作品をそのまま模写したり反転するなどの加工をし、自分の作品として発表する事)が見つかって場合によっては大きな騒動に発展してしまうニュースが後を絶ちません。。^^;
堂々としていれば指摘されない限りは意外とバレないのかもしれませんが、告発者が後を絶たなくなってくると事態の大きさが明るみになってきてしまうものです。。
とはいえ、完全にオリジナルな作品というのは存在しませんし、皆何かしら他者からの影響を受けて創作物に反映されるものでもあります。
原形がわかってしまうような作品に仕上げてしまうと後々問題になってしまいますが、他者の作品を自分というフィルターを通して、いかにオリジナリティを出していけるかが創作をしていく上で重要な能力になってくるものでもあります。
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絵柄や作風をそのまま真似ない事
人から受ける影響というものは多大なものでもありますが、自身の作品として世に出す際に、人の絵柄や作風がそのままの状態で発表されるのは良いとは言えません。
原作者公認であれば問題ではありませんが、オリジナルの原型とあまりにも酷似しているようであればどこかで人から指摘される事にもなるでしょう。
自分の作品として世に出す際は、影響を受けているだけならまだしも、オリジナリティのある作品へと昇華していけるよう心がけていく必要があります。
著作権フリーのサイトでも、利用規約をキチンと読む事
著作権フリーのサイトであったとしても、実際には購入したり会員費を支払う必要があるものや、著作権の表示(クレジット)が必要な場合もあります。
「著作権フリー」という言葉には、全てにおいて無料で利用することができると言う意味ではありません。
フリーという言葉が付いているからといって、何でも無料ではないという事を頭に入れておく必要があるでしょう。
まとめ
何もないゼロの状態から作品を創り上げるのは非常に難しい事でもあります。そしてそれが仮にできたとしても、参考となるものが無ければ創り続けていく事は徐々に困難なものとなっていく事でしょう。
上手に自分の作品へと取り入れつつ、オリジナリティのある作品を手掛けていけるよう、心がけていけると良いですね。
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