一点透視図法 | 二点透視図法 | 三点透視図法 |
この記事では、二点透視図法による棚の書き方についてまとめてみました。
今回は以前まとめた『イスの描き方』と同様に二点透視図法を使って書き方となっています。
【▼二点透視図法について】
こちらはシンプルな形状の棚の書き方の一つとなりますが、参考になる箇所がありましたら幸いです。
【注意】
今回は絵として見れる事を目的としており、厳密に正確な棚では無く一部説明を省略しております。
寸法を図った上での棚の書き方では無いので、その点をご了承頂けると幸いです。
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目次
アイレベル、消失点を書く
まずはじめに、目線の高さとなるアイレベルとその線上に消失点を2つ設置します。
消失点の設置場所は自由ですが、それぞれの点の距離が近すぎると棚が書きづらくなるので、ある程度ゆとりのある長さが必要となってきます。
パースラインを書く
棚のパースラインを書いていきます。(パースの線が薄く見づらいかもしれません…)
二点透視図法の基本的な書き方となります。
棚の全体像を書く為、やや上から見下ろすような形でアイレベルよりも少し低い位置に書いていきます。
直方体を書く
棚の大まかな形状として、パースに沿って直方体を書いていきます。
濃いめの線で描かれた箇所が棚の輪郭となります。
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高さを等分割する
次に棚の高さを等しく分割していきます。
二点透視図法ですので、赤丸の部分は同じ長さとなります。
今回は三分割となりますが、必要に応じてニ分割、四分割、五分割などに変える事も可能です。
板の厚みを書く
先ほど書いた直方体の高さを3分割にした後、棚としての機能を持たせるべく板の厚みをそれぞれ書いていきます。
大体1〜2cmくらいの厚みに見えるくらいが丁度良いでしょう。
棚板を書く
次に棚板の奥行きを書いていきます。
パースラインに沿って奥行きの線を書きます。
実際には隠れて見えない線がありますが、今回は見えている箇所の線だけを書いています。
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不要な線を消す
棚板を書き終えたら、最後の仕上げとしてパースライン等の不要な線を消していきます。
完成
アイレベル、消失点をそれぞれ消したら完成です。お疲れ様でした。
まとめ
今回は二点透視図法で書くシンプルな棚の書き方についてまとめてみました。
室内のパースを書く上で、机やイスに加えて棚などの家具が描かれている事で生活感のある室内風景を書く事となります。
この記事があなたにとって参考になるものでありましてら幸いです。
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