こんにちは。ペン画家の小笠原です。
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集中力を高めるには、日頃の習慣を疎かにせず、継続して日々のトレーニングが欠かせません。
短期的な集中力の底上げは、付け焼き刃的で持続力が期待できないからでもあります。
僕自身、元々気分にはムラがある方でしたが、一つずつ集中力を妨げる要因を改善していく事で、長期間にわたって集中力を持続する方法を見出していきました。
そのおかげで、数ヶ月単位での制作を行えるようにもなりましたし、忍耐力も身につける事ができるようになりました。
今回は、「自分は集中力がない」と思っている方に、継続して集中力を持続させるコツについてまとめました!
目次
集中力を上げる事は難しい?!
この記事を読んでいる方は、恐らくは「集中力を上げようと思っても中々上げられないから困っている」のではないかと思われます。
僕自身、人からは集中力がある方だと言われる事が多いですが、どちらかと言えば自分では集中力が長時間続かない方だと思っています。
予備校生時代は、6時間で行う写生を4時間半で終わらせていましたし、画家として活動をしている現在でも、日に8時間以上制作に取り組むことはあまりないです。
このように聞くと効率重視でやっているかに思われるかもしれません。
それに関しては否定は出来ませんが、それよりも「自分は集中力が続かない」という自覚があるからですね。
元々怠け癖がある性格でもありましたが、トレーニングや日々の習慣に取り入れていく事で、集中力を上げる事に繋げていく事は可能です。
そこで今回は、集中力があまりない方だと思っている方でも、自ずと集中力を上げられるようにする方法についてまとめました。
日々の習慣に取り入れてみる事で、半年、1年後には変わってくると思うので、夢や目標がある方は是非とも実践してみてくださいね。
集中力がないと自覚している人はどうすれば良い?
では、「自分で集中力があまりないという自覚をしている人」は、どのようにして集中力を上げれば良いのかについて言及していきたいと思います。
まずは日々のルーティーンとして取り入れる
日常生活において、習慣化出来ていることは無意識のレベルで毎日行うものでもあります。
朝起きたら朝食を食べて歯磨きや顔を洗うように、習慣として毎朝行っていることは身体が自然と反応します。
僕であればペットのワンコを飼っているので、朝と夕方の散歩は必須となりますね。
仕事や勉強に関しても同じような事が言えますし、何かしらの目標があってそれらの達成願っているのであれば、なおさら習慣化出来るかどうかは重要となってきます。
言い換えると、「繰り返し同じ行動をしていく」習慣を身につける事で、身体が自然と反応するレベルにまで達する事が出来るという事でもあります。
逆に言えば「その行動を取らないことによって、体の調子がイマイチになる」くらいまで馴染ませる事が出来れば、自ずと行動をせざるを得ないという状態にしていく事が出来るようになるのですね。
自分が興味のある分野を仕事にする
自分が少しでも興味があったり、得意な分野を仕事にするのが望ましいです。
いくら高収入だったとしても、厳しいノルマやギスギスした人間関係の職場に居続けると、精神的にも肉体的にもすり減る日々を送らざるを得なくなってしまいかねません。
とはいえ、「そんな職場は中々見つからない」と嘆く人も少なくないと思います。
僕自身、勤務先の職場では必ずしも自分の希望が通る事はほとんどありませんでしたし、希望の仕事に就けたとしても「思っていたのとなんか違う」と思ってしまい、次第に興味が削がれてしまった経験もありました。
一方で、自分が興味のある分野であれば、人から指示されなくとも自然と身体を動かす事が出来ます。
僕であれば、作業机に向き合ったらそのまま制作に取り組む事が出来るといった感じですね。
僕の場合、個人事業主なので人間関係や時間に縛られずに済む一方で、自ら仕事を作っていく必要がありますが、それよりも興味が上回っているので、無理なく続けられています。
もちろん、僕みたく「今から独立してフリーランスになった方が良いよ」と言うつもりはありませんが、無理なく続けられそうな仕事をする事が集中力を高める手段でもあります。
1日のノルマをあらかじめ決めておく
前もって1日に行うノルマを決めておく事を習慣化する事が出来れば、何もせずとも身体が反応するようになるので、それに付随して集中力も高まります。
方法としては、年間を通しての目標値から逆算して、月、日に落とし込んでいく事で決めていきましょう。
1日のノルマを設定する事で、あなたが1日の中でのすべき行いが明確化されるので、行動に迷いが無くなってきます。
あらかじめ目標を定めていないと、地図も見ずに目的地に向かうようなものですからね。
加えて、ノルマを設定しておく事で、集中すべき物事が分かるだけでなく、周囲の雑音が気にならなくなるようになります。
パソコンでの作業をしていると、ふとYouTube動画を観てしまったり、調べ物をしてネットサーフィンをしていると時間があっという間に無くなってしまうこともあります。
それを防ぐと言う意味でも、達成すべきノルマを設定する事は必須であるとも言えますね。
集中力を上げる為の8つの方法
集中力を高める方法には、いくつかの効果的な手段があります。
ここでは、集中力を上げる方法について詳しくご紹介します。
環境を整える
集中力を維持するためには、まず環境がとても大切です。
たとえば、デスク周りを整理整頓することで、不要な刺激や注意散漫を防ぎます。
乱雑に物が並んでいると、それだけでやる気が削がれてしまうので、基本的にデスク周りは綺麗にしておくように心がけておく方が良いです。
また、光や音の調整も重要です。
直接日光が室内に入り込んでしまうようであれば、遮光カーテンを取り付ける事で防いだり、適度なBGMをかける事で集中力が増してきます。
タイムブロッキング
一定の時間で区切って作業を行う「タイムブロッキング」は、集中力を維持するために効果的です。
僕のおすすめとしては、自然音のポモドーロシリーズを聴きながら作業する事が多いです。
ポモドーロタイマーと呼ばれている音源は、あらかじめタスクを一つ選び、自分が決めた取り組みを一定時間集中して実行し、途中短い休憩を挟むといったものです。(たとえば、25分集中して作業を行い、5分休憩をとるようなイメージです)
自然音であれば歌詞付きの音楽と比べて集中力が持続しやすいですので、個人的におすすめですね!
YouTubeで「ポモドーロタイマー」と検索すれば出てくるので、興味がありましたら調べてみてください。
適度な休憩を取る
長時間の作業は集中力を低下させるため、適度に休憩を取ることが大切です。
制作に没頭するあまり、5〜6時間通して制作を行う事もしばしばありましたが、それが日々継続して行われると体に負担をかけてしまう事となってしまいます。
僕自身、多い時では1日に十時間以上制作をしている事もありましたが、休憩を挟んだのはほとんどありませんでした。
その結果、体調不良にも繋がってしまったので、適度な休息は大切だなと実感させられました。
イメージとしては、1時間に1度は短い休憩を入れ、体を動かしたり、軽いストレッチをすることで、リフレッシュして再び集中力が蓄えられます。
この習慣を日々の生活に取り入れる事で、長期間にわたって集中力を持続させることにも繋がってきますね。
十分な睡眠と栄養を摂る
結局のところ、普段の習慣に気をつけたところで十分な睡眠と栄養が足りていないと、いずれガタが来てしまうのは明白です。
特に集中力は心身の健康と深く関係しているので、十分な睡眠を取ることで脳がリフレッシュされ、日中の集中力が向上します。
加えて、バランスの取れた食事を心掛けることも重要です。
特に、脳のエネルギー源であるグルコースや、集中力を助けるビタミン・ミネラルを摂取すると良いですね。
日々忙しくしているあまり、栄養バランスが偏った生活をしていると健康を害してしまう事となりかねません。
栄養ドリンクやエナジードリンクに頼り切ってしまうのではなく、バランスの良い栄養食を摂り入れるように心がけていくと良いですね。
適度な運動を取り入れる
定期的に運動をすることで、脳の血流が良くなり、集中力が高まることがあります。
特に、ウォーキングや軽いストレッチなどの簡単な運動を取り入れると、気分転換にもなり、作業に戻る際に集中しやすくなります。
目標を明確に設定する
作業を始める前に、具体的な目標を設定することで、何に集中すべきかが明確になります。
目標が明確であればあるほど、余計なことに気を取られずに済むため、集中力の向上が期待できます。
大きな目標を設定する場合は、それを小さなステップに分けるとさらに効果的です。
優先順位を決める
タスクが多いと集中力が分散しがちです。
そこで優先順位をつけ、最も重要なタスクから取り組むことで、効率よく集中できます。
集中力を上げるためにも、前もってタスクリストを作成し、ひとつひとつを終わらせることが達成感につながり、モチベーションも向上します。
仕事量が増えれば増えるほど頭の中も混乱しまいますが、そんな時こそ優先順位を付ける事の大切さを意識するようにしてみてください。
デジタルデトックス
スマートフォンやSNSなどの通知は、集中力を妨げる大きな要因です。
なので作業中は通知をオフにしたり、一定時間スマホから離れる「デジタルデトックス」を実践することで、注意をそらさずに集中できます。
特に午前中は脳のパフォーマンス能力が高いので、その時間帯に集中して仕事をする場合、余計な雑音は取り除く必要があります。
僕の場合、あらかじめスマホの電源自体をオフにする事で、集中力を阻害せずに目の前の作業に取り掛かる事が出来ています。
中には大事な連絡もあるのですが、前もって先方に「午前中は連絡が出来ません」と伝えておく方が、余計なトラブルにならずに済ます事が出来ます。
まとめ
今回は、集中力がないと感じている人に、長時間集中力を持続させる方法について解説をしていきました・
これらの方法を組み合わせて実践することで、日常の集中力が向上する事でしょう。
これらの中から自分に合った方法を見つけて、少しずつ取り入れてみてくださいね!
それでは、今回はこの辺で失礼します。
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