こんにちは。Hioです。
以前、このような記事を書きました。
⇒夢を追うにはどうすれば?作家活動をしていく為に必要な7つの事
好きで始めた事であるにもかかわらず、次第にそれが重荷となってしまい長続きしない原因となりえる事もあります。
ご自身がそれを納得する事が出来ればよいのですが、不完全燃焼のままとなってしまうといつまでも引きずってしまう事となり兼ねません。
この記事では、これまでの僕自身の経験を踏まえつつ、今後の活動をするに当たっての希望が見出せればと思い記事を作成しました。
あなたにとって何かしらの参考になれば幸いです。
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目次
作家活動をして辛かった事
お客さんから辛らつな言葉を浴びせられる
これはまだ作家活動を始めたての頃のお話ですが、まだ経験が浅かったという事もあり、「自分の作品が一番優れている」と思っていた頃でした。
しかし、ある人からは
「これくらいの作品はいくらでもある」
と言われてしまった事がありました。
その当時は、無知であるが故の自信を持っていた事もあったのですが、実際に言われると当時は正直言って凹まされましたね。。
この言葉によって出鼻をくじかれたところはありましたが、数日ほど引きずった後に今後の方向性について悩むようになりました。
家族や親戚からの冷たい視線を感じた時
まだ売れていない「作家あるある」ですが、親戚・親兄弟からのプレッシャーは半端ないです..w
まぁ、いきなり作家一本でやっていく人はほとんどいないと思うので、初めのうちは仕事をしながら制作をしていくというのがほとんどでしょうけど。
自身の経済状況を踏まえつつ、その範囲内で作家活動を続けるのであれば周囲も納得されると思いますが、夢を追い求めるあまり現実を省みない状態が続けば次第に冷ややかな目で見られてしまう事に。
結果を出す事で家族からも応援されるくらいでないと、主に精神面でしんどいかもしれません。
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将来の不安に押しつぶされそうになった時
自分の好きな事を突き詰めていった結果、悔いのない生き方ではありますが、それと引き換えに将来が保証されるという事はどこにもありません。
5年、10年後どころか数カ月先の事であったり、あるいはコロナ禍もあり数日先の将来ですら見通しがつかない日々が続く事もありえます。
また人生の分岐点に差し掛かって立ち止まった際に、将来に対する漠然とした不安が一気に押し寄せてくる事もあります。
辛いですが、その解決策を見出していくのは最終的には自分自身なので、答えが見つかるまで四苦八苦する事となるかもしれません。
時間をかけて作ったものが評価されない or 売れない
いくら時間をかけて作った作品であっても、それを欲しいと思って購入してくれる方が居なければその作品は売れ残ってしまいます。
作り手側からすれば手間暇かけて作った分、料金も高額になってしまう傾向となってしまいます。材料費等も考慮すると中々手が出しづらいと思われるような事も少なくはありません。
また、家の事情で大きい作品は購入に至らないという事もありますね。
売る事を目的とせず、作品を展示する事に楽しみや喜びを感じているのであれば話は別ですが、制作を続けていくにあたって制作費等の出費は常に付きまとうものでもあります。
また、在庫を抱えてしまうと自室のスペースが圧迫されてしまうので、出来ればその場で売れて欲しいと思っている作家は少なくはありません。
作品が売れる事が全てでは無いですし、売れたからと言って必ずしもその作品が良いものであるとも限りません。
とはいえ、お金を出してまで購入するに至った作品には、その人にとっては相応の価値があるものでもあります。作品が売れた場合は卑下せず、自信を持っても大丈夫だと思います。
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孤独を感じる事がある
誰かとユニットを組んだり、チームで制作をしていくのであればそこでやり取りが発生する事もありますが、一人で制作をする人の場合は人と関わる機会がめっきり減ります。
他に仕事をしていれば別ですが、ひとたび制作に没頭するとひたすら孤独な作業が続いていきます。
その作業自体が苦ではなく、むしろ楽しんで行うのであれば構いません。
しかし一方で『生みの苦しみ』が感じられるようになると途端に前に進まなくなってしまう事もあります。
最初の頃は人から評価される以前に、誰からも注目を受けていない状態がほとんどです。
初めから注目を浴びている人というのはまぁ、ほぼ居ないと思っても良いでしょう。
誰にも知られていない頃というのは、むしろ自分の好きなように制作をしていける事が結構あります。
しかし次第に人から認知されるようになり、評価され始めると同時に人のチェックも厳しくなってきます。
そういったプレッシャーをひとたび感じてしまうと作る事に対する苦悩が生じてきてしまうので、必要以上に気にし過ぎないように気を付けた方が良いのかもしれません。
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作家を続けて良かった事
一方で作品作りを続けて良かった事も挙げておきます。
元々好きで始めた活動ですから、出来るだけ続けていきたいと思う事は自然な事だと思います。
作品を褒められた時
丹精込めて作った作品ですから、人から評価される事というのはこの上ない喜びとなります。
たとえ大きな成果が得られなかったり、一人の方からの声援であったとしても、それが心のこもったものであれば嬉しいものです。
特に作家活動を始めた頃は作品が売れる売れないに関わらず、良い評価を頂くという事は励みにもなります。
たった一言であっても、その後の方向性に大きく貢献する言葉となり得る事もあるので、人からの声援はありがたいものです。
他の作家さんらとの繋がりが出来た時
活動を続けていくと、これまで一人きりの世界だったものが様々な人との触れ合いによって徐々に見え方も変わっていきます。
会話が弾むごとに共通の悩みを抱えているという事が分かる事もありますので、解決の糸口や制作のストレス発散にもなり得てくる事もよくあります。
展示場ではライバルでも、同志として切磋琢磨していける存在は自身を奮い立たせる材料となり得てきますね。
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受賞した時
大小問わず、公募展等での発表の場においての受賞経験があるのと無いのとではモチベーションが大きく異なってくるのではないかと思われます。
僕も公募展などで賞を頂いた事がありましたが、その当時は大変喜んだものです。
受賞する事によって自身の経歴にも記載する事が出来ますので、その後の活動においても大きく貢献しうるものでもあると思われます。
いきなり大きな公募展から始めるのではなく、誰でも参加できそうな公募展に気軽に参加してみる事から始めてみると良いかもしれません。
受賞歴を重ねていく事によって周囲からも注目をされるようにもなりますので、仕事に繋がる事もあります。
展示会に何度も足を運んでくれるファンが付いたとき
自分を慕ってくれるファンの存在というのは非常にありがたいものでもあります。自分の方向性に疑問を感じた時、心の支えとなってくれるのだと思わされますね。
純粋に作品が好きで足を運んでくれると、こちらもそれに応えなくてはと思わされます。
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作品の成約が決まった時
活動を続けていく上で、お金は切っても切り離せない存在です。
制作する為の材料費であったり、展覧会の出展費用から作品の輸送費用、DMなどの広告費を含め否応なしにお金がかかってしまうものです。
例えば出品料だけでグループ展で2〜5万円、個展をやるとなると7,8万円から数十万円に上る事もあるようです。
それに加えて画材等も追加されるので、一回のあたりの展示の出費は裕福な人でない限り出すだけで精一杯なところもあるかと思われます。
そういった中で作品の成約が決まるという事は、作家にとっては生活費、あるいは次の制作に向けての活動資金となり得てくるものです。
もちろん、購入頂いた事による感謝もありますし、特にまだ売れていない作家にとっては作家としての第一歩となるものであるかもしれません。
仕事の依頼が来た時
活動を通じてSNS等でも発信をする事で、自身の活動を世の中に伝える事が出来る便利な時代となりました。
アーティストに限らず、どの分野の人にとっても便利な世の中になってきているのではないでしょうか?
そこで、普段の自身の活動を見た方からDMで仕事の依頼を受けたり、縁があって仕事のお手伝いをするような機会もあります。
いきなり大きな仕事が舞い込んでくる事は滅多に無いと思いますが、コツコツと続けていく事によってご縁が広がっていく事でしょう。
まとめ
元々好きで始めたにも関わらず、その過程において迷いや葛藤というものが生まれてきます。
自身の納得がいくまで続けていくのか、もしくは現実を踏まえて方向転換していくかはその人次第かもしれません。
苦い経験も長い目で見たら良かったと思えるように、悔いのない人生を歩んでいけたらと思いますね。
それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。
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