こんにちは。小笠原です。
今回は、ペン画で「かっこいい絵を描く上でのポイント」について、まとめさせてもらいました。
絵を描く上で、各々描きたいイメージや絵柄があるかと思われます。
自分のイメージに近い絵を描ければ良いですが、技術が伴っていないと、絵として成り立たせる事が難しくなってしまうので、注意が必要ですね!
目次
「かっこいい」の定義は人それぞれ違う
「かっこいい」という言葉を一つとっても、その受け取り方は人それぞれ異なります。
例えば、虎やライオンなどの猛獣やワシなどの猛禽類がカッコ良いと思う対象の人もいれば、建築物の構造や電車のフォルムがカッコ良いと思う方もいます。
また、老若男女の違いや出身地によってもその定義は変わってくるものです。
人それぞれの「かっこいいの定義」が違うという事を踏まえた上で、自分なりにどのような「かっこよさ」を表現をしていくかを考えていく必要が出てきます。
自分なりの「かっこいい絵」を見つけよう!
自分なりのカッコ良いと思える表現というのは、表現する上でとても大切なことでもあります。
動物が好きな人であれば、雄々しさや動物の仕草や表情など。人物であれば、表情やポージングなどがありますね。
そこで、「ではどのようなものを表現すれば良いのか?」についてを考える際に、まずは「自分がどのようなものにかっこよいと感じるのか?」を深掘りしていく必要があります。
ですので、人からの評価軸ではなく、自分が良いと思えるかっこよさを突き詰めて考えていく事で、それが表現として仕上げていく事に繋がるのですね!
かっこいい絵を描くための5つのポイント
では、かっこいい絵を描く上でいくつかの例を挙げさせてもらいます。
これらの要素を取り入れつつ、制作に励んでください。
作品のテーマ
まずは『作品に込められた強いテーマ』が挙げられます。これは必ずしも絵画だけに留まらず、小説や映画などのありとあらゆる表現方法にも言える事ではありますね!
テーマ性がハッキリしていないと観る人にイマイチ伝わっていなかったり、場合によっては酷評されてしまう対象にもなりかねません。
なのでまずは、作品に対するテーマ性をハッキリする事が大切です。
構図
構図の良し悪しというのは、作品全体の印象を大きく左右してしまうものです。
構図が悪いと、仮にテーマ性が良かったり、描き込みが多かったとしても、かなりの減点ポイントとなってしまいます。
構図が上手くハマっているかどうかというのは、良い作品を手がける上で重要なポイントでもありますので、『作品のテーマ』と同様に力を入れましょう。
余白
作品の余白を生み出す事で、作品の空気感や世界観を表現する上で大事な要素となります。
特に日本画の場合は余白も作品を描く上での重要な要素となり得ます。余白が無く、画面一杯にモチーフが描かれていると、絵が窮屈になってしまいます。
余白がある事で作品の良さにも繋がってくるので、上手な間の取り方を自分なりに模索していくようにしましょう。
モチーフ選び
かっこいい絵を描く為にも、かっこいいモチーフを選ぶ事が肝心です。
例えば、動物であれば肉食獣や猛禽類といった食物連鎖のトップに位置する生き物が一般的にかっこいい動物であるというイメージが強いですね。
例えばライオンやオオカミ、ワシやコンドルといった生き物が該当するかと思われます。
このような猛獣や猛禽類というのは、動物園のケージ越しに観察する事が出来ますが、他にもYouTube動画などで動きを研究してみたりと、イメージを膨らませてみるのも良いと思います。
色合い
全体的な作品の色合いも、作品の印象に繋げていく事が出来ます。
例えば、赤系統の暖色系の色味であれば、情熱や能動的でポジティブな印象を受けやすいです。
一方で、青や緑系の寒色系の色味の場合、落ち着きやクールな印象となってきます。作品の色味に関しては、作品のテーマによって変わりますが、モチーフや構成によって合うイメージの色を使うと良いです。
あるいは、自分が得意な色で上手な魅せ方があれば、上手く取り入れていくのも良いです。
まとめ
今回は、かっこいいペン画を描く上でのポイントについてまとめました。
自分なりのかっこいい絵を追求する事も大事ですが、独りよがりな絵になり過ぎないように気をつける事も大切です。
様々なモチーフや作品に触れる事で、各々イメージを膨らませていきましょう!
今回の記事が参考になれば幸いです。
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