こんにちは。ペン画家の小笠原です。
透視図法を使う事で、あらゆるものを立体的に書く事が出来るようになります。
そこで今回は一点透視図法を使ってアルファベットの『A』に加え、全てのアルファベットを一点透視図法を使って書いてみました。
それでは、最後まで読み進めて頂けると幸いです。
なお、透視図法のについては別記事で解説をしております。
こちらもお読み頂けると幸いです。
『透視図法』を英語に訳すと
透視図法をGoogle翻訳で英語に訳すと「perspective」となります。
(Google翻訳より)
日本語でいう「パース」という言葉はこの「perspective」に由来しているそうです。
ちなみに一点透視図法の場合は「one-point perspective」となります。
(二点透視図法、三点透視図法も同様です)
(Google翻訳より)
一点透視図法で描かれるアルファベットの『A』
一点透視図法を使い、中央の消失点に向かってパースラインを収束し、アルファベットの『A』に厚みを持たせ立体的に書きました。
透視図法を使う際、アイレベル(目線の高さ)によってそれぞれ見え方が変わってきます。
アイレベルの位置によってモチーフの見え方が変わってくるので、まずは押さえておきましょう。
特に一点透視図法の場合、消失点が一つしかない為、主に目線の高さを意識する事で書いていく事が出来ます。
【補足】
目線と言っても、人間の寸法でのスケール感を意識してしまうとかなり大きな「A」となってしまいます。
紙上においての透視図法の考え方ですので、「目線の高さ」については、この記事ではそれほど意識しなくても大丈夫です。
一点透視図法でアルファベットを描く
立体的に見せる為、それぞれのアルファベットを一点透視図法を使って表現してみました。
上の画像は立体化したもので、下の画像は軽く陰影を付けたものとなっています。
アルファベットの『A』以外の解説については割愛させてもらいますが、一点透視図法を使って立体化した際のイメージとして持って頂けると幸いです。
まとめ
透視図法を使う事で二次元を三次元の立体に起こす事が出来るようになってきます。
身近な記号やイラストなど、幅広く応用していく事が出来るので是非ともマスターしておきたい技法ですね。
さて、今回は一点透視図法を使ったアルファベットの描き方について解説をしていきましたが、透視図法は絵を描く際の技法のほんの1つに過ぎません。
他にも、絵を描く上でのデッサンの基礎的な知識に加えて、構図やモチーフの形態の理解を踏まえた上で描いていく必要があります。
また、コチラのページでは、『絵の描き方』について解説をしている全10回のメール講座に加えて、僕自身の制作スタイルでもある『ペン画技法解説書』について無料でプレゼントをしております。
もし興味がありましたら、以下のリンクをクリックして受け取ってくださいね!
一点透視図法 アルファベット一覧の「J」が「し」になってませんか?
ご指摘頂きありがとうございました。
一旦記事を非公開にし、指摘された箇所を修正しました。