街のいたる所に居る野良猫や、ペットとして飼われている猫もいる事でしょう。
可愛らしい仕草から、時に野生の本能をあらわにする様は人々を惹きつけてやまない動物でもありますね。
犬同様にペットとして人気がある為、飼われている家庭も少なからず居られる事だと思います。
この記事では、そんな猫の描き方についてスケッチやデッサン等を通してまとめていければと思います。
何かしら参考になる箇所がありましたら幸いです。
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スケッチをはじめよう!
スケッチというものは、立体感や明暗のあるデッサンなどとは少し違い、風景や動物、人間などを短時間のうちにササっと描く事です。
その為、そのモチーフの特徴を素早く見出していく練習にもなるので、実際に作品を描く際にも自身が表現したいものをより鮮明に意識していく事が出来るようにもなるでしょう。
ちなみに、他にもエスキースやクロッキーなどという言い方もありますが、それについてはこちらの記事も参考にされてみてください。
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⇒デッサン・スケッチ・クロッキー。それぞれの用途や違いについて
スケッチをする際は、なるべく実際に目の前にあるモチーフを観察しながら描く事が望ましいでしょう。
写真からでも構いませんが、やはり実物から得られる情報の方が多いです。
なので、もし何らかの理由でその場でスケッチが出来ないのであれば、実際に何枚か写真を撮ったものを描いてみると良いでしょうね。
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猫のスケッチをする
スケッチをする際は、漠然と描いても構いませんが、なるべくそれぞれのテーマを持ちながら描いてみると良いかもしれません。
例えば、その猫の様子やシチュエーション、何を考えているのかなどを意識してみると、より特徴を掴みやすくなる事でしょう。
ちなみに余談ですが、『猫』と『描』って、漢字が似ていますね。笑
では、実際に猫のスケッチしたものをサンプルとして紹介させてもらいます。
休憩している猫
スケッチをする場合は、あまり肩の力を入れず、失敗も込みで自由にラフに描いてみると良いと思います。
もちろん、枚数に制限もないので、自分が好きなだけ描いて沢山の失敗や学びを得ていきましょう。
1枚目。休憩している猫。
全体のバランスや佇まいを意識して描いたものです。
画面内に全体が収まるように描いた為、迫力に欠けてしまいますが、その代わりに足やしっぽなどのそれぞれの部位の位置関係が分かりやすくなっています。
全体像を描く際は、意図せずとも説明図的な絵になってしまいやすいです。
柱の上に乗っている猫
2枚目。柱の上に乗っている猫。
こちらも猫の全体像を意識しながら描きました。
猫の視線の先にあるものをイメージし、頭・首・体のひねりを意識しながら描いたものです。
背中の丸まり具合といった特徴や、柱の上に立っている様子を意識しています。
表情を描く
3枚目。
こちらは2枚目の猫を描く際に失敗してしまったものではありますが、先ほどのものと比べ、やや獣っぽさが表現されているようにも思えます。
顔の部分が若干クローズアップされていますので、猫の表情や毛並みの質感の表現などに意識が向かっています。
このように、同じような構図でも特徴が違って見えたりするので、スケッチをする際は臆せずに何枚でも描いてみてくださいね。
まとめ
いくつかのスケッチの参考例を交えつつ、猫のスケッチについてまとめてみました。
沢山手を動かす事で様々な発見があるかと思われます。
スケッチをする事で、自身の表現方法を見つけるきっかけとなればと思います。
また、猫のリアルな絵の描き方についての解説もしています。
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デッサン力を身に付ける事で立体的でリアルな絵を描く事も出来るので、興味がありましたらこちらもご覧頂けると幸いです。
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