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練り消しゴムの寿命はどのくらい?替え時を見極める4つのポイント

練り消しゴム 新旧

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こんにちは。ペン画家の小笠原です。

僕が描いたペン画作品です。


僕の作品はこちら



今回は、鉛筆デッサンをする際の練り消しゴムの替え時について解説をしていきたいと思います。

デッサンをする際に、鉛筆と一緒にデッサン用の練り消しゴムを使って描いていく事となります。

練り消しゴム自体は数百円程度で購入する事が可能なので、絵を描き進めていくうちに、使いにくくなったら気軽に交換が出来る画材でもあります。


例えば、こちらのように僕も普段使っている練り消しゴムは、質も良く安価に購入する事が出来、長期にわたって使用する事が可能です。

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練り消しゴムは鉛筆の線を消すだけでなく、白く抜いたり紙に鉛筆を馴染ませたりするなど、画材としても使用する事が出来るアイテムでもあります。

一般的には馴染みのない道具ではありますが、デッサンをするにあたって、必須となる道具の一つとなります。



では、そんな練り消しを交換するタイミングというのはいつなのでしょうか?

練り消しゴムは他の画材と同様に消耗品でもあるので、永遠に使う事が出来るというわけではありません。

道具としての機能が弱まってきた際に、新たなものに変えていく必要があるのですね。

今回の記事を読んで替え時のおおよその目安として、参考にしてみてくださいね!

練り消しゴムの寿命ってどのくらい?

練り消しゴム 新旧

(←古い 新しい→)



僕自身、これまで様々なメーカーの練り消しを使ってきましたが、基本的には練り消しゴムは長持ちするものなので、それほど頻繁に交換するといったことは個人的にありませんでした。

とはいえ、何年も使っていると流石に性能が落ちてきてしまうので、ある程度使い続けたら交換するようにはしています。

以下では、練り消しゴムを交換する際の目安についてまとめています。

色が変わっても使うことは出来る

練り消しを使い続けていると、鉛筆の粉を含んでしまうため、次第に色がグレーがかってくるようになります。(白い練り消しを使った場合)

グレーに変色した練り消しゴム

(グレーに変色した練り消しゴム)



これ自体は特別な事でもありませんし、色がグレーになったからといって、消す力が衰えていないようであればそのまま使っても問題はありません。

色が変わるという事は、ある程度使い続けていた証でもありますが、練り消しの機能が衰えていないのであれば、さほど問題なく使うことが出来るからです。


ですが、やはり新品の練り消しゴムと比較すると、性能に差が出てくるので、ある程度使い込んだら替え時となる時期が来るようになります。

練り消しの寿命・替え時について

それでは、練り消しゴムの寿命であったり、替え時を見極める際のコツについて、以下にまとめていきます。

手元にある練り消しゴムを見つつ、これらの内容を参考にしてみてください。

練り消しの替え時①:油っぽい手触りになった

練り消しは使い続けていると、指の脂や鉛筆の粉を含んでくる為、色が変色すると同時に手触りが脂っぽくなってきてしまいます。

その為、このまま使い続けてしまうと余計に手の脂が染み込んできてしまいますし、消す力も徐々に弱まってきてしまうようになるのですね。

さらに、その状態で画用紙に手の脂が付着してしまったり、修正を加えようと力を入れて練り消しを使ってしまったところ、画用紙を傷つけてしまうといった事になりかねません。

ですので、感覚としては、脂が手につくような感じが強くなってくるようになったら替え時と言えるでしょう。

練り消しの替え時②:消す力が弱まってきた

デッサンにおける練り消しの用途というのは、鉛筆を消すためだけではありません。

他にも、紙に鉛筆馴染ませたり、消しゴムのタッチを生かした仕上がりにするような事にも使う事ができたりもします。

ですが、そういったテクニックを使う上でも、練り消しとしての機能が弱まった状態であれば、それが替え時のタイミングであるとも言えるでしょう。



今までは難なく鉛筆の線を消す事が出来ていたとしても、次第に以前よりも力を込めなければ消えにくくなってしまうなど、それが頻繁に起きてくると要注意です。

万が一、力を込め過ぎて画用紙を痛めてしまうという事も考えられますので、そうなる前に新しいものに替えるのをお勧めします。

練り消しの替え時③:固くてこねにくくなった

練り消しを使い続けていると、次第に固くなってしまい、形を作りづらくなってきてしまいます。

新調したものと比べて、明らかに固く感じられるようになったら、替え時と言えますね。



練り消しを使うメリットは、鉛筆の線を消すだけでなく、練り消しをこねて形を作り変える事が出来るといった点です。

例えば、先端を細くする事で、細部に手を加える際に適した形状に変化させる事が出来るようになります。

練り消しの使い方

こうする事で、輪郭やキワの部分を整えたりする事も出来ますので、仕上げをする上でも適したものとなるのですね。

練り消しの使い方


このようにして、練り消しゴムを使っていきます。


ですが、手の脂や鉛筆の粉を吸い込んだ状態の練り消しゴムであれば、こねるのに少し力を加える必要が出てくるなど、指先にやや負担が生じてしまうかもしれません。

それでも、使う上で問題なければ良いのですが、作品に影響が出てきてしまう程であれば、買い換える事をお勧めします。


練り消しの替え時④:伸ばしにくくなった

固くなった練り消しは、肌触りでも分かるように、伸ばしにくくなってくるのが分かります。

練り消しをこねて伸ばそうとすると「ブチっ」と切れやすくなってしまう程となってしまいます。

最初のうちは良いかもしれませんが、次第に鉛筆が消えないくらいになってしまうので、作品のためにも「もったい無い精神」は捨てて、新たなものに替える事をおすすめしています。

まとめ

今回は練り消しゴムの寿命や替え時についてまとめさせてもらいました。

練り消しの寿命は比較的長持ちはしますが、作品のクオリティに影響が出てしまうようであれば、そのタイミングが替え時であると思います。

人によってはものを大事にするあまり、使えなくなるギリギリまで道具を使う方もいますし、そのような使い方を否定するわけではありません。

ですが、それでクオリティに差が出てしまうようであれば、思い切って替える事をお勧めします。


今回の記事を、ある程度参考にしてみてくださいね!

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