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デッサン鉛筆の正しい持ち方3選|初心者でも線が安定する握り方を解説

鉛筆の持ち方

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こんにちは。画家の小笠原です。

僕が描いた作品です。

作品集はコチラ

 


絵を描いていく上で、
基礎を磨く手段として

『鉛筆デッサン』

が挙げられます。



鉛筆の用途は幅広く、
練習用の絵や下書きの線、
あるいは

「鉛筆画」

といったジャンルがあるように、
鉛筆という画材一種類だけでも
使用する幅は広いですね。



特に鉛筆デッサンに関して言えば、
絵の描く上での基礎であったり、
モチーフの捉え方、描写方法を
身につける事が出来るようになります。

それだけ基礎が大事であるとも
言えますね。



そこで今回は、デッサンをする上での
鉛筆の持ち方についてまとめてみました!

鉛筆デッサンは一般的な
文字を書く事とは違い、
鉛筆の持ち方や使い方を知っておく事で、
表現の幅も広がってくるので
用途に応じて使い分けて
いくようにしましょう。

デッサン鉛筆の持ち方で変わる線の質とは?|基礎知識と重要性


デッサン鉛筆の持ち方を変えることで、
線の太さや濃淡、表現の幅が
大きく広がります。

持ち方ひとつで
細かい描写から大胆な塗りまで
自在にコントロール出来るようになるので、
これにより作品の完成度もアップします。



また、正しい持ち方を身につける事で
手や腕の疲れを軽減しますし、
長時間の作業でも安定した
描写を維持する事も
できるようになってきますね。

鉛筆の持ち方一つとっても、
基礎をしっかり押さえることで
デッサン上達へ繋げていきましょう。

なぜ鉛筆の持ち方が重要なの?上達への近道と失敗例


鉛筆の持ち方が正しくないと、
思い通りの線が引けなかったり、
手がすぐに疲れてしまったりします。

特にデッサン初心者の方は、
普段の筆記と同じ持ち方で
描いてしまいがちですが、
これだとデッサン特有の
表現力が発揮できなくなってしまいます。

逆に、持ち方を意識して変えるだけで、
線のコントロール力が格段に向上するので、
これによって上達のスピードも速くなります。



失敗例としては、
力を入れすぎて紙が破れたり、
手首だけで動かして線が
硬くなったりすることが挙げられます。

鉛筆の持ち方も大事ではありますが、
同時に腕の使い方も
意識して使っていくようにしましょうね。



鉛筆の使い分けに関しては
別の記事でまとめているので、
こちらもあわせてご覧ください。

鉛筆

デッサン初心者が知っておくべき鉛筆持ち方の基本


初心者がまず覚えたいのは、

三点持ち

です。

三点持ちというのは、
親指、人差し指、中指を使って
鉛筆を支える事ですね。



この持ち方は安定感があるので、
細かい線も太い線も自在に描けます。

また、鉛筆を寝かせて持つことで、
芯の腹を使った広い面の塗りや
グラデーションも簡単に表現できます。



やり方は手のひらに力を入れすぎず、
リラックスして持つことがポイントです。

最初は慣れないかもしれませんが、
練習を重ねることで
自然に使いこなせるようになります。

デッサン鉛筆の持ち方で変わる「線の表現」


鉛筆の角度や指の位置を少し変えるだけで、
線の強弱や質感がまるで別物になります。

特にデッサンでは、

「線ではなく面を感じて線を置く」

という意識が大切です。

線の硬さと筆圧の関係


硬く握るほど筆圧が強くなり、
線が硬くなります。

逆に、指先を軽く支えるように持つと、
線はやわらかく伸びやかになります。



デッサン初心者は

「鉛筆の重みで線を置く」

といった感覚を掴むことが上達の第一歩です。

手首と腕の使い方


細部を描くときは手首を中心に、
広い面を取るときは肘や肩ごと
動かすイメージで描いていきます。

線を「腕全体で描く」と、
線に自然なリズムが生まれます。

鉛筆の芯の角度で変わる陰影


鉛筆を立てると細い線、
寝かせると面の表現に向きます。

寝かせて芯の腹を使うと、
トーンを滑らかに重ねやすく、
人物デッサンなどでの陰影表現に最適です。



鉛筆の濃さの使い分けに関しては
別の記事でまとめているので、
こちらもあわせてご覧ください。

鉛筆

デッサン用鉛筆の持ち方と使い方


一般的に鉛筆の使い方とは異なり、
鉛筆デッサンをする際には使い方が
多少異なります。

中でも、主に使う3つのパターンとして、
以下のものが挙げられます。

鉛筆の持ち方については、
画像を踏まえて以下で解説をしていくので
参考にしてみてください。

鉛筆の角度と線のイメージ
鉛筆の角度と線のイメージ


鉛筆の角度に関しては
特に細かな指定はありませんが、
大きく分けて上のような
使い方をするのが多いですね。

それぞれの使い方をする事で、
線のタッチや筆圧、濃淡のつき方も
変わってくるようになります。

ではまず、左から順に
解説していきますね。

デッサン鉛筆の基本の持ち方①|三点持ち(スリーポイント)

デッサン 鉛筆 持ち方 三点持ち
鉛筆の角度と線のイメージ
デッサン 鉛筆 持ち方 三点持ち使用例


まず初めに紹介するのが
こちらの鉛筆の持ち方となります。

この使い方は、先ほどの持ち方よりも
さらに細かく描きたい箇所を描く際に、
鉛筆の先端を使う為に
鉛筆を立てて描く事となります。



モチーフの輪郭の部分を整えたり、
最後の仕上げとして
用いられる使い方ですね。

この鉛筆の持ち方は
細部の描写に適しているだけでなく、
筆圧も強めにかかってしまいます。

その為、4Bや6Bといった
柔らかめの鉛筆を使ってしまうと、
すぐに折れてしまうので注意が必要です。



基本的には2Hより
硬めの鉛筆を使う際に
この持ち方で描くのが
望ましいと言えますね。

デッサン鉛筆の基本の持ち方②|ペングリップ(ペン持ち)

デッサン 鉛筆 持ち方 ペングリップ
鉛筆の角度と線のイメージ
デッサン 鉛筆 持ち方 ペングリップ使用例


次に、真ん中の鉛筆の状態での
鉛筆デッサンです。

この鉛筆の持ち方は、
文字や文章を書く際に
使われているような一般的な
鉛筆の使い方ですね。

モチーフのアタリを付けたり、
調子を整えたりする際に
使われる事が多いです。



また、細部の描写をする際にも
使われる持ち方でもあるので、
コチラも使用頻度が高い鉛筆の
持ち方でもあります。

筆圧が強過ぎず、かといって
柔らかくなり過ぎない描き方でもあるので、
バランスよく描く手段として使いやすい
持ち方でもありますね。



この持ち方をする際は、

H、HB、2B

といった中間の硬さの鉛筆を
使う際にオススメです。

 

デッサン鉛筆の基本の持ち方③|寝かせ持ち(パームグリップ)

デッサン 鉛筆 持ち方 寝かせ持ち
鉛筆の角度と線のイメージ
デッサン 鉛筆 持ち方 寝かせ持ち使用例


さいごに面を塗る際の持ち方を
ご紹介していきます。

3本の指を使って、
上下、横、斜めに向かって
腕を平行に動かしながら使って描く
といったイメージです。



この持ち方は、描き始めや
濃淡を載せる作業など、
鉛筆デッサンをする際に
よく使う描き方でもありますね。

その理由として、黒鉛の側面を使う事で
キャンバスの広い面を塗りつぶしたり、
濃淡を描く上でとても便利な
使い方となります。



これにより、短時間で広い画面を
塗っていく事が出来るようになるので、
割と早い段階でも全体の明暗のバランスを
付ける事が出来るようになります。

基本的にはデッサンの
最初の明暗を描く際の
鉛筆の持ち方ではありますが、
デッサンをする際に主に使う描き方でも
ありますね。



この持ち方は、どの硬さの鉛筆でも
使える持ち方でもある為、
4Bなどの柔らかめの鉛筆でも
芯を折らずに使う事が出来たりもします。


💡 デッサン鉛筆の持ち方に関するよくある質問(FAQ)


Q1. 初心者はどの持ち方から練習すればいい?
→ まずは三点持ちから始め、
描く角度や筆圧を意識してみましょう。

Q2. 芯の硬さによって持ち方は変えたほうがいい?
→ はい。硬い芯(H系)は寝かせ持ち、
柔らかい芯(B系)は
立て気味が向いています。

Q3. 紙によっても違いはありますか?
→ あります。
ザラついた紙ほど寝かせ持ちが合い、
滑らかな紙は立て気味が良いです。

Q4. デッサン中に手が疲れる原因は?
→ 握りしめすぎや、
同じ持ち方を長時間続けることが原因です。
時々手を休めましょう。

Q5. 左利きでも同じ持ち方?
→ 基本は同じですが、
影の落ち方が逆になるため、
描く方向を意識して調整しましょう。

デッサン用鉛筆の使い方まとめ


今回は、デッサンをする上で
鉛筆の持ち方について
解説をさせてもらいました。


最後に、鉛筆デッサンの
手順についてまとめると、

手順

鉛筆で大まかなアタリをつける

手順

モチーフの形を描く

手順

寝かせた状態の鉛筆で明暗を取る

手順

質感を追っていく

手順

形の崩れが無いか確認する

手順

手順3~5の繰り返し



というようなものとなってきます。



デッサンをする際に、
モチーフの描き分けであったり、
用途に応じて使い分ける事となります。

これにより、デッサンの基礎を
身につけるだけでなく、
表現力も身につける事にも
繋がっていくのですね。



絵を完成させる為にも
同じような事を繰り返し行いますが、
その際に鉛筆の持ち方を変えて描く事で
用途に応じて描く事が
出来るようになるでしょう。




それでは、今回はこの辺で
失礼したいと思います。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!


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小笠原 英輝ペン画家/オンライン絵画教室運営
こんにちは。ペン画家の小笠原です!全国各地のギャラリーでの展示やSNSで作品の発表&販売を行っています。当ホームページでは、ペン画や絵の描き方だけでなく、インターネットを活用して生活していく方法について解説しています。また現在は「絵を学びたい」という方向けに絵画教室の運営にも力を入れるようになりました。 自分の好きな事で生きていきたい方、絵で食べていきたいと思っている方に向けて、有益な情報を心がけて発信しています!
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