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【ペン画入門】ボールペン画を描く際にデッサン力はどの程度必要?

ボールペン

※当ページには広告が含まれています。


こんにちは。ペン画家の小笠原です。

僕が描いた作品です。


画廊での展示をしていると、お客さんが「デッサン力」についてよく口にする事があります。

「この絵はデッサンの基礎がなっていない」
「陰影の付け方が間違ってる」
「平面的で陰影表現が分かっていない」


など、直接言われる事もあれば、グループ展で一緒に展示している作家さんが言われている事を、目の当たりにする機会は割とよくあります。

アートの業界に居ると、必ずと言っていいほどデッサン力について言及する人は一定数いるので、ある意味ではデッサン力というものを避けて通る事が出来ないのかもしれませんね。



中でも、ボールペン画に関しては比較的新しいジャンルだと思いますし、歴史についても微々たるものかもしれません。

ですが、最近ではボールペンで制作をしている作家さんを割とよく目にします。(自分の周りにペン画に人が集まりやすいのかもしれませんが)



人それぞれ作品に個性がありますし、同じボールペンで描いてこんなにもバリエーションがあるのかと感心させられますね。



僕自身、主にペンを使った制作スタイルではありますが、時々ボールペンを使って制作する事もありました。

ボールペンという画材はとても手軽に絵を描く事が出来ますし、材料費もかからないので初心者にとっても始めやすい画風だと思います。



極めれば細かな描写をする事が出来ますので、好んでボールペンを使って描いている人は少なからず居るものです。

では、これからボールペン画を始める際に「デッサン力は必要?」なのかについて、個人的な経験談を踏まえて思う事についてまとめてみました。

あなたの今後の制作活動の参考になれば幸いです。


デッサン力ってそもそも何?

デッサンについて各方面で色々と言われていますが、個人的に言えばデッサン力とは


モチーフとそれを取り巻く空間を正確に描写する能力

であると思っています。



例えば、後方から光が当たっているというのに前方の床面に影が落ちていなかったり、モチーフの形が実際にあるものと比べてかなり歪だったりするといった具合でしょうか。

デッサンをする場合、美術予備校や絵画教室では基本的には鉛筆、あるいは木炭を使って学びます。

鉛筆の濃さの種類や、メーカーの違いによってモチーフの描き分けをする事が出来るので、デッサンは鉛筆で学んだ方が理解を深めやすいものになってくるのだと思いますね。

ボールペンでデッサンは出来る?

デッサンというのは、モチーフの形や光の当たる角度等によって描いていく事となります。

その為、先ほども言いましたが、基本的には鉛筆や木炭を使った描き方がデッサンを習得する上で教わる機会が多いかもしれません。

ですが、ボールペンでデッサンをする事自体は個人的にダメ…だとは言い切れない部分もあると思います。



ボールペンという画材自体が鉛筆に近い画材ですし、筆圧の強弱によって色の濃さを変える事が出来るからです。

また、メーカーによっては線の細さやインクの濃さが変わってくるので、それらを理解すればデッサンが出来ないという訳ではありません。



とはいえ、鉛筆のようなグラデーションを作る事に関しては、ややハードルが上がってしまうところは否めません。

線の滑らかさで言えば、鉛筆や木炭の方に分があるというのは仕方のない事かもしれませんね。

デッサン力って必要?

デッサン力の有無についての議論について言い出したらキリはありません。

しっかりしたデッサンが出来ていても絵が売れない時は売れないですし、一方でデッサン力を必要としていない画風で売れている作家さんもいます。



絵の良し悪しを売れているかそうで無いかに関する議論はこの場では触れませんが、デッサン力に関して言えば個人的には「デッサン力はあるに越した事はない」と思っています。

【関連記事】

デッサン力はなぜ必要?これから絵を描く為に必要な3つの理由



コチラの記事でもまとめていますが、デッサン力がある事で人に伝わる絵を描く事が出来ますので、デザインのお仕事やイラスト、漫画に関するお仕事をいただく事に繋がっていくからです。

抽象画に関しては僕は専門外なのでなんとも言えませんが、一度デッサンという『型』を作ってから絵を崩していく事で絵に説得力を持たせる事にもなります。

キュビズムで有名なピカソも、若い頃はデッサンのしっかりした絵を描く事が出来ていましたし。

自分が目指している作風や、就きたい職業によってデッサン力の有無は大きく変わってくるものと思われます。

デッサン力はどの程度あった方が良い?

美大受験であれば受験科目に「デッサン」の項目があるので、ある程度のデッサン力が無ければ入試に受かる事は出来ません。

ですが、美大入学を目標とするのではなく、「仕事で必要なためデッサンを学びたい」という方や、「自分で描いた作品を画廊で展示してみたい」という事を目標とするのであれば、デッサンが超絶上手である必要は無くなってきます。

コチラの記事でも書きましたが、デッサン力が無くてもそれ以外の能力があれば人から評価される事もあります。

【関連記事】

画力・デッサン力はどの程度必要?技量について個人的に思う事



需要と供給が合っているのであれば、極論デッサン力があっても無くても関係ないと言えるかもしれません。

ある程度のデッサン力があれば仕事の幅が広がるといった程度ですので、あなたにとってデッサン力が必要だと思うのであれば学ぶべきでしょう。

こちらブログでは、鉛筆デッサンについて解説している記事をまとめています。

美大出身作家が解説するデッサンについて知りたいという方は、コチラを参考にされてみてください。

【関連記事】

デッサンの方法まとめ。絵の描き方から透視図法など

まとめ

ボールペン画とデッサンについて記事に書いてみました。

デッサンがしっかりしているボールペン画も見ごたえのある絵になってくる事でしょう。

自分の制作スタイルに合わせた上で、デッサン力を身に付けていけると良いと思います。

それではここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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ABOUT US
小笠原英輝(Hio)ペン画家
東京を中心に活動しているペン画家です。当ホームページでは、絵の描き方だけでなく、インターネットを活用して生活していく方法について解説しています。 自分の好きな事で生きていきたい方、絵で食べていきたいと思っている方に向けて、有益な情報を心がけて発信しています。
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