この記事では、僕自身
実際に外でスケッチをする際に
持参している道具についてまとめました。
時には家から出てみて、
外でスケッチをする事で
新鮮な気分を味わう事が
出来る事でしょう。
絵を描くとなると
どうしても家に籠りがちと
なってしまいますが、
公園や動物園、街中や河川敷など、
自然やモノに触れながら描く事で
新たな刺激にもなってきますからね。
スケッチに出かける際に
参考にしていただければと思います。
目次
屋外スケッチに必要な道具12選
屋外でスケッチをする際に
必要な道具について
用途別にまとめると
以下のものとなります。
- スケッチブック
- 鉛筆セット
- 練り消しゴム
- サインペン、ボールペン
- 手さげカバン
- 色鉛筆
- 筆箱
- スマホ、デジカメ
- 帽子
- 水、ペットボトル
- 虫除けスプレー
- 使い捨てカイロ
A5〜A6サイズのスケッチブック
基本的には外出時に
かさばってしまう為、
なるべく大きめのサイズは
個人的に持ち運ばないようにしています。
動物園や公園などで
長時間スケッチするのであれば、
B4サイズくらいの
スケッチブックを持参しても
良いかもしれません。
ですが、手軽にスケッチする際は
A5サイズ程で十分だと思っています。
このサイズは手早く描いたり
思いついたアイデアを
すぐにメモする事が
出来るような大きさのイメージです。
もちろん、大きく描きたいのであれば
B4サイズとかでも構わないので、
自分が描きたいサイズのものを
選ぶと良いですね。
デッサン用の鉛筆
鉛筆もサインペンと同様に
外出時にスケッチをする際に
適している道具であると言えます。
鉛筆はサインペンとは違い、
芯先が丸くなってしまって
描き心地が変わってしまう
デメリットもありますが、
普段からデッサン等で使い慣れた鉛筆は
外出時でも重宝します。
このように鉛筆ホルダーを使えば、
持ち運んでも芯が折れる心配はないので
おすすめです。

また、外でのスケッチの際にも
鉛筆削りやカッター等で
鉛筆を削って使う事となりますが、
正直あまりおすすめはしません。
その理由として手間がかかりますし、
鉛筆の粉が落ちて周辺が
汚れてしまう為でもあります。
その場合、前もってカッターで
削っておいた鉛筆を持参していくと
良いですね。
個人的には制作時と同様に
ハイユニやステッドラーの鉛筆が
使いやすくて重宝していますね。
それぞれの鉛筆の特徴については
以下の記事で詳しく解説しているので
コチラもあわせてご覧になってください。
消しゴム
鉛筆デッサンをする際に
練り消しゴムは必須の道具
ではありますが、
外出先で簡単なスケッチをする際は
必ずしも必要では無いものだと、
個人的には思います。
なぜならば、練り消しゴムを
ペンケースに入れておくと、
ケースの内部が練り消しゴムの油分で
ベトベトになってしまうんですよね。。。
個人的にデッサン道具は
1つにまとめて入れておいたので、
ちょっとしたスケッチをしに
出掛けた際にペンケースの中身を見ると、
そのような惨事が起きてしまった事が
ありました。
なのでそれ以降は
普通のプラスチック消しゴムを
使っていますが、
練り消しゴムを持参する場合は
他のケースに入れておいた方が
良いかもしれませんね。
僕の場合、100均で買った
小さめの容器を使ったり、
昔使っていたカメラのフィルムケースを
利用したりするなど、
丁度良い大きさの入れ物に
入れております。
消しゴムの使い方に関しては
こちらの記事で詳しく解説をしているので
あわせてご覧になってください。
手さげカバン
小さめのスケッチブックや
ペンケースなどを入れて持ち運ぶ際に、
丁度良い大きさのカバンに入れておく事で
描きたい時にすぐにスケッチが
出来て便利です。
スケッチは手軽にできるといった
便利性がありますが、
一通り準備をすると
相応の大きさの方が
良いですからね。
こちらも各自任意のものや
好みのものを自由に
使ってもらえれば良いので、
特に大きさの指定はありません。
スケッチブックの大きさに応じて
カバンの大きさを変えると良いでしょう。
水性ペン・ボールペン
滑らかで描き心地の良い
水性ペンで描く事は
とても気持ちが良いものでもあります。
ペンは鉛筆と違って芯を削る手間も無く、
インクの残量がある分だけ使えるので、
外出時にスケッチをする際にも
重宝する事となります。
【補足】
サインペンが手元に無い場合は
代用品としてボールペンを使っても
構いません。
ペンの指定は特に無いので、
100均で購入したボールペンでも
問題ないです。
個人的には制作と同様に
PIGMAやSIGNOといった
ペンを持ち歩いており、
帰りに喫茶店に立ち寄った際に
外で撮った写真を元に
細かい箇所を描き込んだりもします。
制作時には一番細い
0.05mmのペンを使いますが、
スケッチであれば0.1mmや0.3mmの方が
使いやすいです。
どちらも描き心地が良いので
おすすめです。
僕が普段から使っている
おすすめのペンに関しては
こちらの記事で詳しくまとめているので
あわせてご覧になってください。
屋外スケッチで揃えておきたい道具
| 道具名 | 主な用途 | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| スケッチブック | 描画用紙 | 中目〜細目が扱いやすい |
| 鉛筆 | 線・トーン表現 | HB〜2Bが基本 |
| 練り消しゴム | 柔らかい消し・ぼかし | 油分が少ないものが◎ |
| シャーペン | 細線表現 | 芯は0.5mm〜0.7mm程度 |
色鉛筆
簡単な着彩をしたい場合、
数種類の色鉛筆を用意しておくと
良いでしょう。
全種類持ち歩くとかさばってしまいますが、
数種類であれば簡単に
持ち運ぶことが出来ますし、
汚す心配も無くなります。
基本の3色に加え、
街路樹の緑や空の水色といった
よく使う色を持参しておくと良いですね。
持ち運びやすいように
12色あれば十分だと思います。
水性色鉛筆の場合、
水分を含ませた筆と併用する事で
水彩画っぽく描く事もできます。
淡い表現にしたい場合や
色鉛筆と使い分けたい方は
コチラもおすすめです。
筆箱
筆箱は特に決まっていないので、
各自自由なもので構いません。
鉛筆を何本か用意する場合でしたら、
たとえばクッキー等の
お菓子の缶の入れ物を代用するなど、
そのように使うと便利かもしれませんね。
スマホ・デジカメ
外出先でのスケッチの後、
もう少し続きを描こうと思った際に
デジカメやスマホのカメラ等で
撮影しておく事で、
外出後に家でも続きを描く事が
出来るようになります。
基本的にはスマホがあれば
事足りてしまいますし
手軽さもありますね。
デジカメを買うメリットが無ければ
無理して購入する必要はありません。
虫よけスプレー
初夏から秋口にかけて
虫や蚊が発生するので、
外でスケッチをする際は
虫よけスプレーが必須となります。
外出先でのスケッチは
ある意味で虫との戦いでもあるので、
特に虫が苦手だという方は
必携です。
また、簡単なスケッチに留まらず、
2~3時間かけて描きたい場合などは
携帯用の蚊取り線香等が
重宝する事となります。
こちらもスケッチのお供に
便利なアイテムです。
使い捨てカイロ
冬場に外でスケッチをする際は
手先を温める為カイロを
持参しておくと良いかもしれません。
手先がかじかんでしまうと
線がブレてしまうので、
時々手を温めると長時間スケッチが
可能となってきます。
ただし、使いすぎると
低温やけどになってしまう恐れがあるので、
使いすぎには十分気を付けてください!
帽子
人によっては
数時間スケッチする方も居るので、
その場合は日光や紫外線を
長く浴びる事となります。
特に夏場などは熱中症の危険もありますし、
紫外線を浴び続けると肌にも
あまり良いとは言えません。
通気性のあるメッシュ素材であったり、
UVカットの効果があるものを
被っていくなど良いかもしれませんね。
水・ペットボトル
近くにある自販機等で
あらかじめペットボトルを
購入しておくと良いでしょう。
前もって購入しておく事で、
スケッチ中にのどが渇いた際に
買いに行く手間を省く事となります。
コンビニやスーパーなどで
あらかじめ購入しておくと良いです。
「よくある失敗例」や「選び方の注意点」
- 大きすぎるスケッチブックを選ぶと
外出時に持ちにくい - 消しゴムを硬いタイプにすると
紙が傷みやすい - 芯の硬さが合わない鉛筆を使うと
陰影が出にくい
スケッチ道具に関するよくある質問(FAQ)
Q1. スケッチを始めるときに最低限そろえておきたい道具は何ですか?
A1. 最低限揃えておきたい道具は、
- スケッチブック(または画用紙)
- 鉛筆数本(HB〜2B程度)
- 消しゴム
- 練り消しゴム
この4つです。これらがあれば、
屋内でも屋外でも基本的な
スケッチは十分に楽しめます。
余裕があれば、シャーペンや芯ホルダー、
ペン類などもそろえると
表現の幅が広がります。
Q2. スケッチブックはどのサイズ・紙質を選べばいいですか?
A2. 初心者の方には、
持ち運びやすく扱いやすい
A4〜B5サイズがおすすめです。
紙質は鉛筆やペンの線が乗りやすい
「中目〜細目」
を選ぶと失敗が少ないです。
屋外スケッチが多い場合は、
少し厚めでしっかりした紙を選ぶと
描きやすくなります。
Q3. 屋外スケッチに持っていく道具はどのように選べばいいですか?
A3. 屋外スケッチでは
「軽くてコンパクト」
であることが重要です。
鉛筆は3〜4本程度に絞り、
- 練り消しゴム
- 通常の消しゴム
- スケッチブック
- クリップボード
- 折りたたみイス
などを持っていくと便利です。
必要最低限にすることで、
気軽にスケッチに
出かけやすくなります。
まとめ
時には気晴らしに外で
スケッチすると良い刺激にもなります。
ただし、周囲に人が居なければ
気ままに出来ますが、
街中で描く際や、
人ごみが目立ってきた場合などは
周囲の人の迷惑にならないように
気を付けておきたいところですね。
マナーを守った上で、
各自楽しくスケッチを行いましょう!




















